ウクライナ大統領、動乱後初の訪豪

豪、ウクライナに石炭とウラン輸出も

■出典
Australia in talks to help Ukraine avoid energy crisis by exporting uranium and coal to the war-torn region
 12月11日、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領がオーストラリアを訪れ、トニー・アボット豪首相とメルボルンで共同記者会見を開いた。ロシアにガス供給を抑えられているウクライナに対して、オーストラリアが石炭とウランを供給する可能性もある。ウクライナにはチェルノブイリの原発がある。

 記者会見では、ポロシェンコ大統領が、「アボット首相は首都キエフで最も人気のあるオーストラリア人だ」と語ると、アボット首相は、「キエフでだけでも人気があるのはうれしい」と、オーストラリア国内での自分の不人気に言及する冗談で記者団を笑わせる一幕もあった。

 ポロシェンコ大統領は、「両国はマレーシア航空のMH17撃墜事件の悲劇で非常に親密な関係になった。両国は二国間関係を強化する話し合いに本腰になっている。今回の訪問はウクライナ大統領としては初のオーストラリア訪問であり、両国関係の戦略的性格を示すと共に、ウクライナを代表してオーストラリアに感謝することが目的でもある」と語っている。

 さらに、「我々は、核エネルギーで協力する可能性を話し合った。今後、ウクライナの原子力発電所の燃料としてオーストラリアのウラニウムを買う可能性もある。また、ウクライナの電力供給にオーストラリアの石炭も輸入する可能性について話し合った」と語った。

 オーストラリアからウクライナへの輸出は2013年には3,500万ドル、主としてマンガン鉱石と炭化水素燃料のコンセントレートとされている。同じ時期にオーストラリアはウクライナから肥料、電気回路製品など4,600万ドル分を輸入している。(Ratei)

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