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警官隊の人垣挟んでにらみ合い続く

 10月10日、VIC州中部、イスラム教モスク建設計画申請に対して市議会が認可を出したベンディゴには国内各地から反イスラム派グループが集まり、抗議集会やデモを行った。これに対抗して民族差別反対派グループがオーストラリア多文化主義とムスリムの宗教の自由を擁護する集会とデモを実施した。両者の対立が暴力事件に発展するのを防ぐため、警官隊が道路に人垣を作り、両者を隔てた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 民族差別反対派は、「ベンディゴ行動連合」の名称を掲げてベンディゴ・タウンホールからロザリンド・パークまで行進し、一方、「合同愛国者戦線(UPF)」が同パークのあずまやを中心に陣取った。両者を400人の警察官が隔てた。

 両者の集会とデモはおおむね平穏に過ぎたが、民族差別反対派の1人が、モスク建設反対派のカメラを奪ったとされる事件が起きた他、ミック・ウェスト警視は、「今日は約600人の集まりだったが、住民にはほとんど支障は出なかった。ナイフ不法携帯で2人、発炎筒所持で1人、軽度の暴行で1人、合わせて4人が逮捕された。逮捕されたのが反対派か賛成派かは分からない」と発表している。

 ベンディゴのピーター・コックス市長は、「居間に座ってテレビで世界中で起きているテロリズムと、ベンディゴのモスクを一直線につなげるという考えが理解できない」とモスク反対派を批判している。しかし、UPFのブレア・コトレルがメディアと政治家を非難する演説を行っている間、UPFのメンバーが「オージー、オージー、オージ、オイ、オイ、オイ」のかけ声を挙げた。

 しかし、ベンディゴ選出のリサ・チェスターズ連邦下院議員は、「モスク建設反対派は部外者。ベンディゴのモスク建設問題を自分たちの政治活動に利用しているだけ。ベンディゴの市民は民族や宗教の分け隔てなく迎えており、反対派は市民の意見を反映していない」と語っている。しかし、モスク支持派には、「反対派が部外者というのは間違い。市議に反対派を呼び集めた者がおり、反対派にUPFを招いた者がいる。しかし、ベンディゴ市民のはるかに多数がUPFには出て行って欲しいと考えている」と証言する者もいる。それに対して、ウェスト警視は、「UPFにはごく少数のベンディゴ市民がいただけ」と語っている。
■ソース
Bendigo mosque: Anti-mosque protesters face off with counter activists

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