アデレードでショクダイオオコンニャク開花

ブッシュファイア危険警報で公開中止

 7年に1回、それも2日間だけ異様な形と異様な臭いの花を開かせるショクダイオオコンニャクがアデレードの東方にあるマウント・ロフティ植物園で開花した。植物園では、12月28日から温室の花を公開していたが、ブッシュファイアの危険警報が格上げされたため、公開を中止した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この植物はサトイモ科コンニャク属の植物で巨大な燭台とロウソクのような花を開かせるが、正確には細かい雄花雌花が集まったもので、猛烈な腐肉の臭いで甲虫を誘って受粉させる。そのため、英語名は「corpse flower」と呼ばれる。また、その形から学名は「Amorphophallus titanum」と名付けられている。

 12月29日には何千人もの来場者が長い列を作ったため、植物園では開館時間を延長して市民にサービスした。しかし、30日にはマウント・ロフティ山岳地域のブッシュファイア危険警報が一段階引き上げられ、「非常に危険」になったため、閉館措置を取った。

 植物園のマット・コルター学芸員は、「世界中どこでもこの花が咲くと話題にはなるが、これほどの数の人が来るとは思わなかった。今回、この花は10年ぶりに咲いた。この個体からは2,3年に1回は花が咲くものだが、咲いても48時間の命だ。受粉が済むと花序が崩れ始め、花が枯れ始める。来年には新しい葉が伸びてきてまた成長が始まり、やがてまた花咲くはずだ」と語っている。
■ソース
Severe fire rating closes corpse flower show at Mount Lofty Botanic Garden

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