オーストラリア・オリンピック委員会スキャンダル明るみに

批判受けるジョン・コーツ会長に強力なライバル現れる

 オーストラリア・オリンピック委員会会長選挙が2週間後に迫っているが、委員会幹部が殺害脅迫、イジメ、脅しなどのスキャンダルの中心人物になっており、コーツ会長との密接な関係が問題になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジョン・コーツ現会長の部下のマイク・タンクレッド氏は職場でのイジメで公式非公式に苦情が出ているが、メディアがコーツ会長に面会するためにはまずAOCのタンクレッド・メディア部長に申請しなければならない体制になっており、AOCとしても看過できない状況になっている。

 現在、タンクレッド氏は、職員の一人を殺害脅迫したとされており、NSW州政府のマット・キーン労使問題担当大臣が個人的に調査するよう要求する声が挙がっている。

 元AOC職員のライヤン・ウェルズ氏は、オリンピック委員会に職員からの苦情を適切に対処する体制があるとは思わない。2004年、タンクレッド氏がウェルズ氏に詰め寄り、殺害の脅迫をしたと語っており、「アテネ・オリンピック大会が始まる前で、マイクが私のデスクに来て、60cmほど離れたところに立ちふさがり、私を殺すと言った」と語っている。そのウェルズ氏は、苦情を提出してから半年後に解雇された。また、タンクレッド氏とコーツ氏はあまりにも近いため、AOCがこの問題に適切に当たれるとは思わない。タンクレッド氏は辞職し、自分の行為の責任を引き受けなければならない」と語っている。

 元ホッキールー選手で金メダル獲得のダニ・ローチ氏が会長の座をめぐってコーツ氏に挑戦する用意を固めている。一方、コーツ氏は2週間後に控えたAOC総会に向けて厳しい点検を受けることになる。
■ソース
Australian Olympic boss John Coates under pressure, NSW Government urged to step in over Tancred ‘death threat’

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