マラソンのトップ・ランナーがゴール直前に倒れる

医療班の到着遅れで主催者に批判集中

 コモンウェルス・ゲーム最終日の4月15日に行われたマラソンでトップを走っていたスコットランド代表ランナーがゴールまで2kmの地点で熱中症で倒れ、優勝を逃した。しかし、医療班の到着が遅れ、ランナーがコース脇に倒れたまま時間が過ぎたことで主催者に批判が向けられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ゴールド・コーストの気温は、レース終盤に向かう頃には摂氏28度に達しており、男子マラソンのカラム・ホーキンズ選手は問題なく優勝の栄冠を手にするものと見られていたが、ゴールド・コーストのこの気温にコース際の手すりに倒れ込み、身体をよじって道路に倒れ込んだ。この光景がソーシャル・メディアに流れるとコメンテータらからの批判が主催者とランナーの周辺にいた見物人に向けられた。

 BBCスポーツ・コメンテータのスティーブ・クラム氏は、「ホーキンズ選手の容体が心配だった。頭をバリアにぶつけていたではないか。選手の体調の問題ではないか。ずいぶん時間が経ってから医療班が来た。お粗末な限りだ」と述べている。

 また、イギリスのマラソン・チャンピオン、ポーラ・ラドクリフ氏も主催者や医療班がホーキンズ選手の転倒に到着が遅れたことを問題にしている。

 ただし、主催者のGOLDOCのマーク・ピーターズCEOは、「医療班を1kmごとに配置することは難しいが、出動時間が妥当だったかどうかはオフィシャルが審理する。事実をよく調べてからの話だ。もちろん、選手の健康は絶対に最優先だ。医療班の出動をわざと遅らせることはあり得ない。医療班が到着しても、選手がどうしたいのか、その意思を尊重しなければならない。選手はどんなことがあってもゴールしたいものだが、正常に考えることができなくなっている場合もある」と語っている。
■ソース
Commonwealth Games organisers criticised after marathon leading runner left lying on the road

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