【新連載】エヴァ・チェン恋愛心理学

エヴァ・チェンの恋愛心理学 自分にとっての最良のパートナーはどんな人なのか、いったいどうすればそんな人に出会えるのか。相手の心の中を知り、幸せな関係を築いていくためのヒントをご紹介します。

なぜ、「ビッチ」と「バスタード」はモテるのか? その1

人は皆、愛情にあふれた思いやりのあるパートナーが欲しいと思っています。利用されたり、傷つけられたいとは思いません。しかし実際には、愛情にあふれた思いやりのある人たちはあまり魅力的ではありません。一方、正直ではなく、不誠実で利己的、そして相手を利用し、悪用するような人もいます。でも、そんな人たちに魅力を感じる人もいます。「男はビッチを好み、女はバスタードを好む」という古いことわざもあります。

では良い人になろう、というのは間違いなのでしょうか?魅力的になるには、不誠実であるべきなのでしょうか?こうした質問に答えるためにはまず、人間の本性と魅力の本質を理解しなければなりません。

人間を魅力的にする第一の本質は「好奇心」です。ミステリアスなほど、その人を知りたくなります。逆に、オープンで正直であればあるほど、興味がわかなくなります。初めてのデートで、収入や家族、過去の恋愛歴などすべてを話されたら、相手の関心は薄れてしまうでしょう。「すべてを話さなければ、正直ではない」と考える人がよく犯してしまうミスの1つです。

一方で、「ビッチ」や「バスタード」(本当はそうではないかもしれないですが)は違います。相手を良く知るまでは聞き手に回ります。自分自身のことをあまり語らず、情報を聞き出します。答えたくない質問には答えません。しかし情報が減れば減るほど、相手は知りたいという欲求をつのらせます。デートの後でさえ、謎に包まれたその人のことを考えてしまうのです。また、「ビッチ」や「バスタード」は冷静で落ち着いています。相手を知ることを急がず、あまり個人的な質問をしません。しかし、質問が少なければ少ないほど、相手は話したくなるものです。将来や自分の気持ちについて話すのには慎重です。いつもこう言います。「時間が経てば分かる」と。

「ビッチ」や「バスタード」がいつもとても冷静なのは、自分自身のままでいられるからです。相手の期待に沿うために電話をかけるようなことはしません。何かをする理由は、「自分がしたいから」、それだけなのです。お金やサービスを愛と交換しません。また、関係が崩れるのを恐れることなく「ノー」と言えます。

高い自尊心に加え、「ビッチ」や「バスタード」は自由な立場でいたがります。1人とだけ特別な関係になることには時間をかけます。多くの人と友だちになり、すぐに1人にだけ夢中にならないにようにします。関係がうまくいかない場合は立ち去る勇気を持っています。

精神的、感情的、技術的に、どう男女関係が成り立つのかを分かっています。人は時に、そうした人々を「ビッチ」「バスタード」と呼びます。しかし、いつも相手を傷つけたり、利用したりするという意味ではありません。決して本気の恋をしないということでもないのです。


Eva Chen(エヴァ·チェン)
恋愛コラム執筆および恋愛コンサルタント歴20年以上。その豊富な知識と献身的な仕事ぶりが1,000組以上のカップル誕生をもたらす。
Web: www.metropersonal.com.au
Email: eva@metropersonal.com.au

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