水島健一さん 宝物:チェロ

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水島健一さん
宝物:チェロ


水島健一さんは、弱冠22歳ながらシドニー・シンフォニー・オーケストラでチェロ奏者のポジションをオファーされている。両親は日本人だが、オーストラリアで生まれ育った。父親はチェロの先生、母親と3人の姉弟も楽器を演奏する、音楽一家の出身だ。健一さんの宝物は、もちろんチェロ。父親から譲り受けたもので、練習でもコンサートでも愛用している。

健一さんは父親の影響で2歳の時にチェロを弾き始め、12歳の時にはアデレードでソロ・デビューを果たした。オーストラリア各都市でオーケストラをバックにソロ・コンサートを行っただけでなく、韓国やフィリピンのオーケストラでもソロ演奏を行った。なんと長野オリンピックでも弾いたそうだ。

小さいころからチェロが好き。シドニー音楽院に入学後、ドイツにも1年留学した。コンクールでは何度も1位を獲得した。そんな健一さんにも、2年前少しだけチェロが嫌になった時があるそうだ。その時、伝説的ともいえるチェロ奏者に「素晴らしい才能を持ちながら、練習をしないなんて何ていうことだ!」と叱られ、それに感激して練習を再開したと、立ち直りへの道さえ華やかな健一さん。

こんな経歴にもかかわらず彼は、「すごいところなんてないです。カフェでアルバイトしているんですよ。普通でしょ?」と気負いが少しもない。はにかんだような笑顔を見せる健一さんの魅力は、屈託のなさと優しさだ。年の離れた弟の話をする時は「かわいいんですよー」と目を細め、友人の結婚式では、当然とばかりに無料で演奏をする。「音楽はファンクとロックが好きなんです。最近ブレーク・ダンスも好きで友達と一緒によくやっています」と、ごく普通の青年だ。

しかし将来の夢を聞いた時には「チェロのソリストとして活躍したいです。いつの日かカーネギー・ホールで弾きたい」と真剣な眼差しを見せてくれた。さらに使い込まれたこのチェロとともに、世界の舞台に立つ健一さんを見る日も遠くないかもしれない。

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