【日豪プレス・グルメ系新企画】シドニー・ラーメン・ツアー2017③

シドニー・ラーメン・ツアー2017①

シドニー・ラーメン・ツアー2017②

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ランチに飲みのシメにぴったり
Bar & Grill Yebisuの辛麺

シドニーで有名な居酒屋の繁盛店と言えば、タウン・ホールにある居酒屋エビス。そして、その姉妹店である「Bar & GrillYebisu」も半年前にチャイナタウンに開店し、今回はその両店舗でシメのラーメンとして人気のある一品を紹介する。

両店舗では味噌ラーメン($15.80)と辛麺($15.80)の2種類のラーメンがランチ・ディナーとも提供され、中でも同店の人気メニューとして厚い支持を受けているのが辛麺だ。

見た目とは対照的にあっさり味でするっと味わえる辛麺
見た目とは対照的にあっさり味でするっと味わえる辛麺

広く開放感溢れるBar & Grill Yebisuの店内

広く開放感溢れるBar & Grill Yebisuの店内

同メニューは、宮崎名物として知られる日本の味をここシドニーで再現したもので、両店舗の看板メニューになりつつある。

通常のラーメンと違い、辛麺は韓国冷麺の麺が使用されていることが特徴。また、スープは豚骨ベースを同店自家製ブレンドしたものとなっている。真っ赤になるほど唐辛子が振りかけられたパンチのある見た目に、思わず驚き食べることをためらってしまうかもしれないが、溶き卵が加えられていて辛さはマイルドで、するっと食べられるおいしさ。豚骨ベースとはいえ、濃厚な豚骨ではないため気温が上がり食欲がなくなる時期でも、辛麺であればきっと食欲を刺激してくれはずだ。

辛麺だけを食べるのも良いが、「辛麺は何よりも飲んだ後のシメにぴったり」と語るエビスのシェフ。特にチャイナタウンにあるBar & Grill Yebisuの店舗は、店内が広くカウンター席やバルコニー席もあり開放感溢れる作りとなっており、1人での利用から、バルコニー席を仕切ってのプライベート・パーティーといった利用も可能なため、楽しく盛り上がった会の最後に辛麺を食べるという楽しみ方も良いだろう。

夏にピッタリな辛麺を味わいに、ぜひ居酒屋エビス、そしてBar & Grill Yebisuに足を運んでみてはいかがだろうか。

■Bar & Grill Yebisu
住所:Level 1/55 Dixon St., Haymarket Sydney Tel:(02)9211-3038 Web: yebisubargrill.com.au 営業時間:月~水、日12PM~11PM、木~土12PM~12AM*各種カード使用可、BYO不可

SYDNEY RAMEN INTERVIEW

弥榮ラーメン・オーナー 関川岳志氏

インタビューに応じる関川氏
インタビューに応じる関川氏

シドニーCBD、リバプール・ストリートに店舗を構える人気ラーメン店「弥榮ラーメン」。今年11月4日にオープン3周年を迎える同店のオーナー・関川岳志氏にこれまでの話を伺った。

——3周年を迎えるに当たりここまでの道のりはいかがでしたか。

シドニー市内は、本当においしいラーメン屋が数多く存在する「ラーメン激戦区」なので、その中で生き残っていくのは大変でした。しかし、まずは自分のラーメンの味に自信を持って、お客様に提供しようと日々頑張りました。味があってのお客様のリピートにつながるのと思うので、毎日試行錯誤を重ねました。その結果が今につながっていると思います。

——1年目と2年目はどのような状況でしたか。

1年目の時は何も考えないうちに時間が経ってしまいましたが、スタッフに本当に恵まれたお陰で2年目にはニュートラル・ベイに2号店を出すことができました。日本人も多く住んでいる同エリアで、本当のラーメンの味を伝えていきたいと思います。

——3周年企画を考えられていると伺っています。

Tシャツの背中にある「NO RAMEN NO LIFE」のメッセージ
Tシャツの背中にある「NO RAMEN NO LIFE」のメッセージ

3周年企画のスタート当日(11月25日予定)は、毎年恒例のオリジナルTシャツを先着100名にプレゼントしようと思っています。昨年も好評で、オープン30分から1時間前には並んでくれるお客様もいて、オープンしたらすぐにTシャツがなくなってしまいました。手に入れたい方は、ぜひ少し早めに足を運んで欲しいですね。その他にも、スタンプ・ラリーで先着順にプレゼントを考えています。3周年を迎えラーメンのどんぶりを一新したのでこれもプレゼントさせてもらおうかなと考えています。

——4周年目に向けての意気込みを聞かせてください。

1日1日、一杯一杯を大切に毎日過ごすだけです。最近若いオーナーが増えてきたと思います。うちも企業としてどんどん大きくしていって若い人たちに頑張ってもらえる場所を提供していきたいですね。

ミニコラム1

成熟進むシドニーのラーメン市場

ヘイマーケットの新フード・コート内にも新店がオープン
ヘイマーケットの新フード・コート内にも新店がオープン

シドニーのラーメン業界は、日々進化を続け、ここ数年で更に成熟してきた感がある。

豚骨スープのラーメンを中心に広がりを見せてきた市場に、スープで言えば魚介系しょうゆやみそ、塩、あるいは鶏パイタンなどさまざまなバリエーションを各店で選べるようになった。また、王道のラーメンに加え、つけ麺、油そばなど、ラーメンの亜流とも言われるメニューも加わるなど、まだまだ数は少ないとは言え、幅の広がりを見せている。

世界展開の大型チェーン店、博多一風堂のオープンを始め、新店が続々オープンと話題に事欠かなかった数年前に比べると落ち着きを見せてきてはいるが、それでも新店オープンの波は続いている。

ここ1〜2年で言えば、シドニーCBDの行列点として知られる「めんやシティ」オーナーの中塩史朗氏がシドニー西郊グリーブに新店「ごくう」をオープン。東京でもブームとなっている「ローストビーフ油そば」などのメニューを提供し話題となっている。

また、日本のテレビ番組でラーメン対決などにも出演したことのある有名ラーメン・シェフ・翁和輝氏の手掛ける「翁さんラーメン」も場所を変え、2017年頭にリニューアル・オープンした。

豚骨スープを前面に据え、九州の有名ご当地ラーメンの1つ久留米ラーメンや、横浜発祥で人気の家系ラーメンなど、豚骨系人気メニューがそろい踏みとなっている。また同店ではラーメンに加え、シドニー在住のうどん職人がこだわって打ったうどんも提供しており、隠れた人気メニューとなっている。

その他にもチャイナタウン至近で人気の「ずんど」では昨年頭に弊紙と共同開発した油そばや同店の人気メニューのつけ麺も引き続き人気を誇るなど、ラーメンから派生したメニューも順調だという。今後のラーメン市場の裾野の更なる広がりに期待したい。

ミニコラム2

日本のラーメンのトレンドは?

油そばブームの火付け役として知られる東京麺珍亭本舗の油そば
油そばブームの火付け役として知られる東京麺珍亭本舗の油そば

1980年代、東京・環七の豚骨ラーメン店「なんでんかんでん」がきっかけになり、東京を中心に日本では豚骨ラーメン・ブームが巻き起こった。

その後、博多一風堂を始めとした地方の名店が続けざまに東京に進出、また東京豚骨ラーメンという通称で豚骨しょうゆラーメンが人気を博すなど、ラーメン・ブームは豚骨スープを中心に推移して来た。

しかし、90年代半ばになると青山「麺屋武蔵」、中野「青葉」など魚介系のしょうゆラーメンなどを始めとした別の個性を持つ名店が増えると共に市場は多様化し始め、その後旭川ラーメン、和歌山ラーメン、徳島ラーメンなどご当地ラーメンも続々表舞台に出てくるようになった。

その後、横浜家系ラーメンや二郎系など店名に端を発したラーメンが系統の1つとなりブームに。今や全国に系列店、あるいは両者のコンセプトにインスパイアされた類似店を多く見掛けるようになった。

そんな中、近年、新たなブームとなったのが鶏ベースのこってりスープ、鶏白湯スープだ。2005年ごろから現れ始め、今でもその数をどんどん増やしている。

また、「東池袋大勝軒」が発祥として知られるつけ麺にも注目が集まるようになった。以前より、いわゆる冷やしうどんやそばなどと同じイメージの細麺&しょうゆベースのつけだれのつけ麺はあったがこれを機に太麺、こってり系つけだれが業界のスタンダードとなった。

更に近年はスープがなく、たれを絡めて食べる油そばもその存在感を大いに高めている。スープがないため、総カロリーが低く女性にもファンが多いという。

現在、ラーメンで人気を集めているのはこれまでのこってり路線とは一線を画す端麗系と呼ばれる一派。透明な塩スープなど、見た目も美しく、健康志向とも相まって人気を高めているという。


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