オーストラリア産のサーモンで作る「自家製の塩ジャケ」

簡単! 多国籍キッチン
多国籍なオーストラリアの簡単で美味しいレシピを紹介。

地元オーストラリア産のサーモンで作る自家製の塩ジャケ
(文・写真=ランス陽子)

新鮮なサーモンのうまみをぎゅっと凝縮させる自家製塩ジャケ
新鮮なサーモンのうまみをぎゅっと凝縮させる自家製塩ジャケ

オーストラリアは、世界有数のサーモンの産地。元々オーストラリアに野生のサーモンは生息していなかったのだが、1800年代に移住してきたイギリス人が釣りを楽しむためタスマニアやNSW州に持ち込み、更に1980年代に本格的な稚魚の放流や養殖が始まり現在に至る。自然豊かなタスマニアの冷たく澄んだ水で育まれたサーモンは、脂が乗ってうまみが強い上、あまり臭みがなく寄生虫もいない。

そんなオーストラリアのサーモンを、家庭で和風の塩ジャケにしてしまおうというのが今回のレシピ。「こちらでも日本食材店で塩ジャケを購入できますが、外国産の小さなサーモンを使用していることがほとんど。でも、せっかく大きくてつやの良いオーストラリア産のサーモンが簡単に手に入るのだから、ぜひ自分で塩ジャケを作ってみましょう」と紹介してくれたのは、80年代後半からゴールドコースト在住の雅子さん。

「日本食材店で手に入る甘塩などの天然塩を使うと格段においしく仕上がります。オーストラリアでも甘みやうまみのあるさまざまなナチュラル・ソルトが販売されているので、使ってみてください」

また、切り身は必ずうろこが残ってないか確認した方が良いそうで、「サーモンの皮はぜひ残したまま調理したいのですが、こちらでは切り身でもうろこが残っていることが多いようです。面倒でも丁寧に取り除いてくださいね」とのこと。釣り具店で手に入るうろこ取り用の器具もなかなかの優れものだが、小さな切り身であればスプーンや包丁の背を使ってうろこを逆なでするようにこそげ取ると良い。

「ひと晩漬けて翌日に焼きたい時は、塩を少なめに。数時間ですぐに調理したい時は、塩を多めにします。時間がない時はなるべく薄い切り身を使うか、薄く切ってから塩をまぶしましょう」

もし塩加減がうまくいかず塩辛くなりすぎてしまった時は、ワサビを添えて鮭茶漬けにして食べると良いそうだ。また、「塩をまぶすと魚から水分が出るので、水で破れないタイプのクッキング・ペーパーで包んで寝かせましょう。魚焼き器やグリルがなくても、フライパンにオーブン・シートを敷いて焼けば、調理油を使わなくてもくっつかず、シートが余分な水分も吸い取ってくれますよ」と雅子さん。

自分で作る塩ジャケの味は格別。ぜひチャレンジしてみよう。

自分で作ってみよう!

(1人分)

サーモン切り身(皮付き) 1切れ
塩(できれば天然塩) 大さじ1/2~2
クッキング・ペーパー、オーブン・シート 適量
ジッパー付きポリ袋 1枚

作り方

① サーモンの切り身は、丁寧にうろこを取る。

② 短時間で調理する場合は多めに、1日寝かせる場合は少なめに塩を全体にまぶす。

③ 水に強いタイプのクッキング・ペーパーで包みジッパー付きポリ袋などに入れた状態で、冷蔵庫に入れる。

④ 冷蔵庫で2時間~1日寝かせたら、水分を吸ったクッキング・ペーパーの包みをきれいにはがし、オーブン・シートをフライパンに敷き火にかける。

⑤ サーモンを強めの中火で焼く。裏に焦げ色がついたら、ひっくり返して更に焼いて出来上がり。


雅子さん
大阪出身、ゴールドコースト在住。料理は手早く簡単にをモットーにしており、たこ焼き、お好み焼き、焼きうどんなどの粉ものも得意。甘えん坊の2匹の猫たちに癒される毎日。

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