【サークル紹介】豪州かりゆし会 沖縄伝統芸能エイサー

サークル・コミュニティー紹介in Sydney

シドニーを拠点とするサークルまたはコミュニティーの活動に編集部員が突撃し、取材を敢行。それまでなかなか発信しきれなかった活動の詳細や団体の魅力を紹介する。

第5回 豪州かりゆし会 沖縄伝統芸能エイサー

沖縄から世界の架け橋へ

今年5月にシドニーで発足した「豪州かりゆし会」。沖縄の伝統文化や音楽をオーストラリアに紹介しながらチャリティー活動を実施している。現在、シドニーを始め、沖縄・メルボルンにも拠点を置く同会は、90人近いメンバーで活動中。定期的な懇親会やオーストラリア各地で催されるイベントで、三線による沖縄民謡やオリジナル曲を披露している。

エイサーの練習に集まったメンバーの集合写真
エイサーの練習に集まったメンバーの集合写真

同会が発足したのは、沖縄県人会がシドニーの日系コミュニティーであるシドニー日本クラブの「JCSレインボー・プロジェクト」を支援し始めたことがきっかけだった。同プロジェクトは、東日本大震災で被災した児童を支援することを目的とし、被災児童たちをシドニーに招き、さまざまな体験やイベントに参加する機会を提供している。そして同プロジェクトのメンバーと沖縄県人会が集まり発足したのが豪州かりゆし会だ。これまで沖縄県人会は沖縄に関する活動を中心に行っていたが、JCSレインボー・プロジェクトと関わりを持つことで、仲間を増やし視野を広げ、福島復興を始めとし日本全体をサポートしたい、という思いから団体が立ち上がった。

エイサー隊のデビューに向けて

シドニー中心部にあるプリンス・アルフレッド・パークでの練習風景
シドニー中心部にあるプリンス・アルフレッド・パークでの練習風景

今回の取材では、豪州かりゆし会のエイサー隊が踊る沖縄の伝統芸能のエイサーの練習会に訪れた。披露の場は、12月9日(土)にダーリング・ハーバーで開催される「祭りジャパン・フェスティバル2017」だ。今年の6月から週1回を目安に練習を開始。メンバーは少しずつだが集まり、現在14人でエイサーを踊っている。エイサー隊の代表のタガート金城安江さんに話しを伺った。「今回披露する曲はその場にいる観客と一緒に踊る、カチャーシーという沖縄の手踊りの曲です。結婚式や祝い事の最後に、参加者全員で喜びを分かち合う曲で、“カチャーシー”とは沖縄の言葉で“かき混ぜる”という意味。ぜひこの祭りで皆さんと一体になり、披露の場では舞台から降りて観客に太鼓を叩いてもらうなど、会場の皆さんとも交流をしていきたいです」と今回の祭りへの思いを語ってくれた。エイサーの踊りの披露は同会にとって初となる。12月にデビューし、この回を皮切りにエイサーの披露を増やしていきたいという。

「今回の踊りは1曲のみですが、将来的には曲数を増やし、開催するチャリティー・イベントの会場でエイサーを披露したいですね。踊りや伝統芸能を通じて支援してくださった方からの寄付金をチャリティーに納めていきたいです」

沖縄の言葉で“イチャリバチョーデー”という「一度会えば皆兄弟・姉妹」という精神の基に、豪州かりゆし会は活動を行っている。フレンドリーに取材に応じてくれた金城さんを始め、沖縄の温かい雰囲気を持ち味に、今後も活動を拡大していく。(リポート:編集部・福多晴子)

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豪州かりゆし会 エイサー代表
タガート金城 安江さん

現在エイサー隊では、随時メンバーを募集しています。少しでもダンスや沖縄の文化、ドラムなどに興味がある方、また楽しく文化交流しながら、チャリティーで世の中のために役立ちたい、という気持ちのある方はぜひご参加ください。現在、沖縄出身以外の他府県出身のメンバーも数多く活動しています。国籍や男女問わず募集していますので、ご興味ある方は下記へお問い合わせください。
■Email: goshukariyushi@gmail.com

シドニー市内を拠点とし、当コーナーでの紹介を希望するサークルまたはコミュニティーは、代表者氏名・団体名・活動内容・活動場所を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)までご連絡ください。また紹介団体については、非営利団体に限ります。

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