【サークル紹介】シドニー日本人会釣りクラブ

サークル・コミュニティー紹介 in SYDNEY

シドニーを拠点とするサークルまたはコミュニティーの活動に編集部員が突撃し、取材を敢行。それまでなかなか発信しきれなかった活動の詳細や団体の魅力を紹介する。

第20回 シドニー日本人会釣りクラブ

見渡す限りの海で、釣りを楽しむ

出港前の釣りメンバーらの集合写真。ボートの船長らも入ってくれた
出港前の釣りメンバーらの集合写真。ボートの船長らも入ってくれた

まだ空が薄暗い朝5時45分、シドニー市内北部のモスマン・ベイのフェリー・ターミナルに約20人が集合し、毎回チャーターするという船2隻に乗り込む。まず生き餌となるアジなどを釣った後、水深100メートルのポイントで大物の魚を狙う「大物釣りチーム」と、近海で釣る「五目釣りチーム」に分かれて出発した。

シドニー湾を突っ切り、1時間ほど船を走らせて太平洋へ出る。マイ釣り竿で挑む人も多いが、道具がない人でも船に備え付けられた釣り竿を使用できる。船には船長と乗組員が付き、釣りにおける全般のサポート、更にはアドバイスもしてくれる。

釣りをしている間は皆で近況報告や談笑をしながらも、餌の付け方や船内での釣る位置を吟味したりなど、絶えず自分の釣り竿の糸に注意を配る。そして、通常とは異なる重みを感じたら、急がずゆっくりとリールを回し自分の元へ魚を手繰り寄せていく。

「釣りの面白さは『エビでタイを釣ること』。そのための魚との知恵比べが何よりも楽しく、刺激的ですね」

シドニー日本人会釣りクラブの部長、山下健二さんはそう話す。

そう話す通り、船の中は和やかながら、大海原でしんと静まり返った瞬間には少しだけピンと張り詰めた空気も感じることができた。

釣りクラブの一大イベント

釣りクラブの歴史は古く、シドニー日本人会と同じころに発足したそうだ。元々、駐在員が家族に新鮮な魚を食べさせたいという思いから始まったのだという。

昨年8月からは山下さんが部長を務め、1カ月に一度、船をチャーターし外洋へ出ているそうだ。山下さんが引き継いだ当初、メンバーは10人ほどだったが、現在では子ども3人を含め31人のメンバーが在籍しており、男女比は1:1だという。

見事なタイを釣り上げた実岡遼くん
見事なタイを釣り上げた実岡遼くん

また釣りクラブの目玉イベントでもあるのが、その日釣った魚を味わう懇親会だ。懇親会には釣りクラブ・メンバー以外も参加できる。釣った魚は、会場となるレストランにそのまま持ち込み、さばいて調理してもらう。

取材当日の釣果は、マトウダイやカワハギ、ホウボウなど多様な魚が20匹以上。シドニーでは他にもヒラマサ(キングフィッシュ)やマゴチなどが釣れるそうだ。オーストラリア国内は自然保護が徹底されていることもあって、日本よりも魚影が濃いのだという。

釣り上がった魚は豪華なすしや煮付け、あら汁などのメニューに変わり、一同は驚くと同時に笑顔で舌鼓を打った。

釣りだけではなく、自分が釣った魚を食べられる機会が催される釣りクラブ。ぜひ一度、海に出て、釣った魚を味わってみてはいかがだろうか。(リポート:高坂信也)

PRメッセージ

シドニー日本人会釣りクラブ・部長:
山下健二さん

釣りクラブでは毎月1回、船をチャーターし外洋釣りをしています。プロの船員が釣り方などを教えてくれるので、初心者でも安心です。また、釣り具も追加料金なしで借りられます。ウェブサイト(www.jssi.org.au/clubs/fishing-club)やFacebook(「シドニー日本人会釣りクラブ」で検索)があるので、チェックしてみてください。興味のある人はEメール(fishjasc@gmail.com)まで、ご連絡お待ちしております。

シドニー市内を拠点とし、当コーナーでの紹介を希望するサークルまたはコミュニティーは、代表者氏名・団体名・活動内容・活動場所を明記した上で、Eメール(npeditor@nichigo.com.au)までご連絡ください。また紹介団体については、非営利団体に限ります。

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