2015年7月 ニュース/コミュニティー


日本のさまざまな魅力を語る高岡正人・在シドニー日本国総領事

日本の魅力を伝えたい

JNTO、訪日観光セミナーで日本をアピール

日本政府観光局(JNTO)主催の訪日観光セミナー「Japan Endless Discovery Seminar 2015」が6月10日、シドニー市内グレース・ホテルで開催された。同セミナーは、例年JNTOが訪日旅行者の拡大を目的に旅行業界関係者に向けに開催しているもので、オーストラリア市場の開拓を目指す自治体関係者らも日本から訪れプレゼンテーションを行う。

今年は、東京都、千葉県、長野県松本市、兵庫県の各自治体のほかJR東海、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの担当者が参加した。セミナーの冒頭で登壇した高岡正人・在シドニー日本国総領事は、既に高い人気を得ているスキー・エリア以外にも日本にはさまざまな文化や楽しみがあることを力説した。

オーストラリア人の訪日人数は年々増加の一途をたどっている。スキー・エリア以外にも積極的に足を運んでもらう施策が今後のインバウンド事業の鍵となりそうだ。



「日本酒の本当の魅力を伝えたい」とピーター氏は語る

オーストラリア人利き酒師による日本酒セミナーが開催

日本の利き酒師の資格を持つオーストラリア人ピーター・ギブソン氏が6月18日、シドニー北部クローズ・ネストにある日本食レストラン「札幌」で20人ほどのオーストラリア人を相手に日本酒セミナーを開催した。ピーター氏は「オーストラリア人はまだ日本酒について全然正しい知識を持っておらず、ネガティブなイメージでとらえている人も少なくない」と語った。

今回、セミナーで試飲した日本酒は八海山(新潟県)、天狗舞(石川県)、一品(茨城県)をはじめとした16種類に上った。ピーター氏に薦められた純米吟醸酒を飲んだ参加者は「これほど美味しいとは思わなかった」とそれぞれ口にしていた。

ピーター氏は「オーストラリアでも日本酒の人気は高まっており輸入量も年々増加しています。日本国内の日本酒需要は厳しいと言いますがオーストラリアでの人気の高まりでその状況を少しでも助けられればと思っています」とコメント。ピーター氏のサービスに興味があれば以下まで問い合わせを。

■ピーター・ギブソン(利き酒師)
Email: peterfgibson@gmail.com



左から林さゆり親睦の会会長、藤田結花事務局長、フレーザー悦子理事、松前了在シドニー総領事館領事、チョーカー和子前会長、水越有史郎会長、草賀純男大使、郁子夫人、渡部重信副会長、多田将祐理事、近藤紀文参事官

草賀純男新大使、シドニー日本クラブと懇親会

キャンベラの在オーストラリア日本国大使館に特命全権大使として着任した草賀純男大使とシドニー日本クラブ(JCS)の間で5月21日、懇親会が行われた。シドニーに滞在していた草賀純男大使の「JCSとの忌憚ない話し合いの場を持ちたい」との意向を受けて実現の運びとなった。

JCSからは水越有史郎会長、渡部重信副会長、チョーカー和子前会長、多田将祐理事、林さゆり親睦の会・会長、フレーザー悦子理事、藤田結花事務局長らが出席。大使は1981年にもオーストラリアの日本大使館に書記官として 赴任していたことがあり、かつてのオーストラリアやシドニーの話題で盛り上がりを見せた。渡部重信副会長は「日本人コミュニティーの未来、現在の日本人、日系人が抱える課題などが話し合われ大変有意義な時間を共有することができた」とコメントした。


AWOがコンサート開催、サイモン・ラトル氏が指揮

オーストラリアン・ワールド・オーケストラ(AWO)のコンサートが、7月29日と31日にシドニーのオペラ・ハウスで、8月1日にメルボルンのアーツ・センター・メルボルンでそれぞれ開催される。同コンサートでは、世界最高峰のオーケストラの1つ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者を務めるサイモン・ラトル氏が指揮を務めることになった。

AWOは、英国のチャールズ・マッカラス卿の甥であるアレックス・ブリガー氏によって2011年に設立された。現在、世界30カ国で活躍するオーストラリア出身の優れた音楽家で構成。彼らが2年に一度オーストラリアに戻り、各々が世界各地で培った音楽をコンサートを通じて分かち合うのが設立の背景にあるという。AWOによる大規模なコンサートは今回が3回目となる。

現在AWOには、日本人でオーストラリアの市民権を獲得した宮本奈緒子(Naoko Keatley)さんが所属しており、宮本さんは現在、ロンドン交響楽団で正規バイオリニストとして活躍中だ。またAWOはオーストラリア各地で定期的にコンサートを行い、今年6月には日本からバイオリニストの角田美樹さんが招待された。

AWOは今年10月、2年前にAWOで指揮を務めたインド出身の巨匠ズービン・メータ氏の招待を受け、インドでコンサート・ツアーを行うことが決定している。AWOに関する詳細はウェブサイト(www.australianworldorchestra.com.au)を参照のこと。



オーストラリア選手団一行。左からテイラー、ラーセン、ホロウェイ、ミエンコブスカ、ルウ、D.トレビリオン、C.トレビリオン(すべて敬称略)

なぎなたの世界選手権、豪州チームが健闘

なぎなたの第6回世界選手権大会(国際なぎなた連盟主催)が6月20日、カナダのモントリオールにあるマギル・スポーツ・センターで行われ、オーストラリアから7人の選手が参加した。

なぎなたは刃部と柄部からなる日本の伝統的な武器の1つ。同大会は4年に一度開催され、今回はカナダ、日本、ベルギー、フランス、スウェーデン、オランダ、チェコ、カナダ、ニュージーランド、アメリカ、ドイツ、オーストラリアの12カ国から出場した。

オーストラリア・チームは、団体戦と個人戦の試合競技と演技競技に出場。個人戦は、防具着用で面、脛、胴、小手、突きなどの打突技による3本勝負を競い、演技競技では仕掛け応じ技、2、5、6本目を競った。

男子個人戦でピーター・テーラー選手(2段)がフランスのジーン・ジェラルド選手に見事なスネ打ちで1回戦を勝ち抜いたものの、2回戦で惜しくも敗退。女子個人戦では、フローラ・ルウ選手(1級)が日本の林田選手(大阪体育大)と対戦し敗退。クリスティーナ・トレビリオン選手(1級)はフランスのハモット選手に好戦し、延長戦まで持ち込んだものの、判定負けとなった。

一方、男子団体戦では、オーストラリア・チームはドイツに勝ち抜いたベルギーと対戦、延長戦で判定負けした。女子団体戦はルウ選手とトレビリオン選手がカナダと対戦し敗退した。

大会翌日には親善試合が開催され、オーストラリア・チームは健闘。テイラー選手は準決勝戦で、同じくオーストラリア出身のラーセン選手と対戦、延長戦に持ち込み判定勝ちとなった。決勝戦では、スウェーデンのジャコブ選手に敗れたが、ラーセン選手も3位決定戦で勝ち、オーストラリア・チームは2位と3位を獲得した。


SBSラジオ日本語放送7月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。7月の「シドニーサイド」では、シドニー在住の卓球選手・コーチの日高達也さん、同時通訳者の神代ブラウン典子さんなどにインタビューする予定。なお、5月末より毎月最終週の木曜に、日豪プレス翌月号の見どころを紹介している。次回は7月30日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese



視察会に参加した資源・エネルギー部会メンバー

「ラトローブ・バレー炭鉱」視察会を開催

シドニー日本商工会議所(会頭=卯滝勝:豪州三井物産)の資源・エネルギー部会(部会長=野村忠司:豪州新日鐵住金)は5月18日、ビクトリア州・ラトローブ・バレー炭鉱の視察会を開催、15人が参加した。

豊富な埋蔵量を持つビクトリア州の褐炭炭鉱は、さまざまな改質技術の研究や実用化が進められるなど注目が高まっている。こうした中、参加者は同地の褐炭炭鉱がどのように操業し、設備を置いているのかを見学した。



講師を務めたKPMGの大庭氏(右)と吉岡氏

シドニー・ビジネス塾が開催

シドニー日本商工会議所の企画委員会(委員長=石原均:日立オーストラリア)は6月3日、シドニー・ビジネス塾「オーストラリア連邦政府予算案およびビジネス税制改正案」を開催、約40人が参加した。

当日は、KPMGパートナーの大庭正之氏が、オーストラリア連邦政府が5月に発表した来年度予算案の概要を解説。さらに同税務部門シニア・マネジャーの吉岡伸朗氏から、同予算案におけるビジネス税制改正案の特徴などについて説明を聞いた。



講師を務めた篠崎氏(左)とカーンズ氏

セミナー「豪州ビジネスに役立つ法規制のポイント」が開催

企画委員会(委員長=石原均:日立オーストラリア)は6月17日、日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所とセミナー「豪州ビジネスに役立つ法規制のポイント」を開催、40人が参加した。

オーストラリアで事業を始めるにあたり、ビザの取得や個人・事業の各種登録手続き、運営時の法規制、さらに人材の採用による雇用主としての義務などが発生する。そこで、ビジネスを展開していく上で知っておくべきことや、法人税に関するポイントなどについて、アーンスト&ヤング会計事務所の篠崎純也氏と裕子カーンズ氏から説明を聞いた。


JCS日本語学校、エッジクリフ校が開校へ

シドニー日本クラブ(JCS)は今年10月10日、3校目となる日本語学校をエッジクリフに開校する。同校では現在、新入生を募集中だ。

JCS日本語学校は英語圏で暮らす子どもたちにとって必要な日本語学習や日本文化の継承を目的に設立。現在230人を超える児童たちが毎週土曜日、シドニー全域より集まり、シティ校とダンダス校で学んでいる。

今回新設されるエッジクリフ校は、シドニー東部エッジクリフ駅前にあるアスカム・スクール(Ascham School)で、毎週土曜日午後2時〜4時35分まで授業が行われる。2016年1月時点でキンディー生以上になっている児童と生徒が入学の対象となる。開校に伴い、オープン・デーが8月29日(土)にJCS日本語学校シティ校(Ultimo Public School)にて開催される。

入学希望とオープン・デーの予約、問い合わせは、jcs.edgecliff@gmail.comまで。


平和を唱える「広島デー」イベントが開催

広島に原爆が投下された日に合わせ、豪州平和団体が毎年行う「広島デー・イベント」が今年も8月6日に開催される。

広島と長崎の原爆投下、また2011年に起きた東日本大震災による福島の悲劇を再認識し、原爆と核問題のあり方を真摯に受け止め平和を訴えることを目的に、シドニーでは過去30年にわたり同団体によるイベントが開催されてきた。第2次世界大戦が終結して70年を迎える今年は、キャンドル行進と集会が行われる。

キャンドル行進または集会のみの参加もできる。参加費は無料。詳しくは同団体ウェブサイト(www.hiroshimacommittee.org)を参照のこと。

■広島デー・マーチ
日時:8月6日(木)6PM~
集合場所:Elizabeth St.とPark St.の角
■集会
日時:同日7PM~
会場:Teachers Federation – 33 Mary St., Surry Hills NSW
問い合わせ:311helpjapansydney@gmail.com



優勝した池上輝選手

テニス・ジュニア、池上選手がシングルスで優勝

シドニー近郊のバサーストで5月22〜25日、テニス・オーストラリア公認トーナメントの1つである「2015バサースト・ジュニア・トーナメント」が行われ、日本人の池上輝選手(12歳、マックヒジカタ・テニス・アカデミー所属)がシングルス部門で初優勝に輝いた。

池上選手は決勝戦で、クイーンズランド州から参戦した第1シードのDusan Rsovac選手(12歳)を4-6、7-5、6-0で破った。第1セットダウン、第2セットも2-4ダウンからの大逆転となった。

これまで、ダブルスでの優勝はあったものの、シングルスでは優勝まであと一歩届かないこともあったという池上選手だが、見事メンタル面を克服し悲願の優勝となった。

同選手が所属している、マックヒジカタ・テニス・アカデミーの代表・土方誠氏は「今後はナショナル・レベルを視野にトレーニングに励んでもらいたい」とコメントしている。


ウエストパック銀、資産運用セミナーを実施

オーストラリア銀行大手のウエストパックは6月4日、ギアリングと不動産についてのセミナーを資産運用などに関心を持つ参加者へ向け開催した。

当日は、ウエストパック・リレーションシップ・マネジャーの小川真奈美氏が、ギアリングと不動産、スーパーアニュエーションと投資物件、いざという時の資産の守り方などについて、具体例を用いて説明。さらに、タックス・リターン前にできる効果的なスーパーの運用や投融資の留意点なども解説した。



学習会に参加された皆さん

障害児を持つ保護者の会、学習会を開催

障害のある子どもを持つ保護者の会「ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ」は6月10日、今年第2回目の学習会を開催し17人が参加した。

今回のゲスト・スピーカーはADHC(Department of Family and Community Services/ Ageing, Disability & Home Care)で唯一の日本人シニア・ケース・マネージャーである山本至氏。政府が今後、障害児部門を民営化すること、導入が予定されている新システム「NDIS」などに関連することなどを学習した。

山本氏は「親同士の情報交換は今後とても重要」と語り、参加者は充実した内容に満足していた。

同グループは、学習会を毎月2回行っている。次回は8月に開催予定。参加を希望する人は0411-139-872(ひとみ)もしくは、fumikae@tpg.com.auまで連絡を。



基調報告する関根教授

日豪合同セミナーに70人
白豪主義から多文化社会へ

オーストラリア好きや、日豪関係の研究者による第38回日豪合同セミナーが6月6~7日に東京-八王子の大学セミナー・ハウスで開かれ、約70人が参加して6つの分科会で話し合った。今年のテーマは、「日豪は太平洋のかなめの石―米中対立の時代」で、関根政美・慶大法学部教授は、基調講演「私のオーストラリア研究35年」を約2時間にわたって語った。

関根さんはオーストラリア国立大学へ2度留学。1970年代から、両国関係が「白豪主義」から「多文化主義」に変わっていくのを実体験した。日豪関係は経済から政治へ、さらに安全保障へと変わった、という。

70年代は多文化主義が輝いていた時代で、アジア系の移民が特に増え、工場で英語を話す人が珍しいほどだった。80~90年代は多文化主義への反発が始まった。そして、2000年代は、多文化主義が冬の時代になった。移民、難民によって、5人に2人は移民家族となっていき、イスラム系が34万人となり、先住民族アボリジニの45万人にせまるほど。そこで96年にはポーリン・ハンソン女史のような排外主義者も現れた。

居住者へのシチズン・テストが行われ、連邦政府の移民・シチズンシップ省は、移民・国境管理省に変わり、「息絶えだえの多文化社会」と言われるようになったが、10年、ラッド首相は多文化主義を尊重する、と歯止めをかけた。

14年末にはシドニーで、反イスラムのテロ事件が起き、イスラム聖戦に参加するとして、オーストラリア人260人ほどが「イスラム国」に出ていった。

関根教授は、オーストラリア社会が「共生」から「競生」となり、ついに「凶生」に至ったとみるが、現在は、エブリデイ・マルチカルチュラリズム=日常多文化主義の時代だ、という。民主主義社会は、多文化社会であると定義づけた。

日本は多文化社会になるか?という質問に、国際社会学者として関根教授は、「日本には外国人労働者は入って来ないだろう。日本では差別されると彼らは知っている。欧州では単純労働者として入ってきても、定住するものが多い」と分析。「オーストラリアは日本の10年先を進んでいる。オーストラリアの多文化発想は、日本に役立つ。仲良くすべき国だ」と答えた。

 

日豪の安全保障協力すすむ

第1分科会「インド太平洋時代に向き合う」で、防衛大学校の福嶋輝彦教授は、安倍・アボット政権下で両国の安全保障協力は進んでいる。アボット首相は日米豪3国協力に力を入れている。14年6月には防衛科学技術協力ができ、流体力学を生かした日本の海上自衛隊の潜水艦そうりゅう(3,800トン)の共同研究が進められている。さらにインドのモディ政権を加えた日米豪印の4カ国戦略対話が始まった。13年のオーストラリア防衛白書で、①豪本土の防衛②太平洋の島々国③インド太平洋④グローバルなテロ対処を挙げ、インド・パシフィック地域が重視されるようになり、その要はインドネシアだ、という。

中国の動向について、オーストラリアへの中国人観光客は増え、中国からの投資は、QLD州の綿花畑、シドニーの豪邸買いに及んでいる。一方、ダーウィンで豪中米の協同訓練も行われ、最近の南シナ海への中国進出に対しては、オーストラリア国内で親中派と反中派が半々だ、と福嶋教授は述べた。(文=八王子・青木公)


チャッツウッドで不動産セミナーが開催

不動産コンサルティング会社リチェ・コンサルティングは7月21日、シドニー北部のチャッツウッドで不動産購入に関する説明会を開催する。

講演内容は、①最新の不動産情報とお薦めエリア、②政府補助金と税金免除制度、③スーパーアニュエーションを利用した不動産購入、④マイホームを短期で手に入れる方法、⑤今後価値が上がるNSW・VIC・QLD州のお得物件、など。

同社は、不動産購入のアドバイスや物件紹介、税務情報、住宅ローンまで不動産購入のために必要なサービスを無料で提供。日本語、韓国語、中国語など各国言語で定期的に不動産説明会を実施している。セミナーに興味のある人は、下記まで問い合わせを。

■不動産説明会
日時:7月21日(火)6:45PM受付開始、7PM~8:45PM
会場:リチェ・コンサルティング・オフィス、Suite 226, 813 Pacifi Hwy., Chatswood NSW(チャッツウッド駅から徒歩3分)
申込み・問い合わせ:0430-150-435、miyeon@riche-consulting.com(キム・ミヨン、日本語対応可)
Web: www.riche-consulting.com


スズキ・メソード卒業生によるコンサート開催

スズキ・メソードの卒業生によるコンサート(ハロルド・ブリセンデン基金主催)が8月2日、チャッツウッドのザ・コンコースで開催される。指揮者はニコラス・ミルトン氏。

スズキ・メソードとは、音楽を通じた教育法として国際的に知られる日本発祥の音楽指導法の1つ。今回で3回目となる同コンサートでは、スズキ・メソードの現役生徒4人によるピアノ・バイオリン・チェロの演奏のほか、同メソードの卒業生であり現在オーストラリアン・オペラ・バレエ・オーケストラのメンバーであるKenichi Mizushima氏のチェロの演奏も行われる。また、オーストラリアン・チェンバー・オーケストラ(ACO)のバイオリニスト、後藤和子氏をゲスト・アーティストとして迎え、オーケストラとソロで共演を行う。

■スズキ・メソード・コンチェルト・コンサート
日時:8月2日(日)2PM開演
会場:The Concourse、409 Victoria Ave., Chatswood NSW
料金:大人$48.50、ペンショナー・学割$35、子ども(8歳以下)$22
申込み:TiketekまたはChatswood Concourse Box Office



太平洋文化芸術祭でダンスを披露する女性たち

中国に対抗、550億円を援助
いわき島サミット16カ国が参加

太平洋の島国の首相らが集まる太平洋・島サミットが5月22、23日に福島県いわき市で開かれた。パプアニューギニア、フィジー、サモアなど14カ国とオーストラリア、ニュージーランドが参加した。1997年、橋本首相の時代に始まり、3年ごとに開催され、今年は7回目。

また、それに伴い21~24日、東京・赤坂のアークヒルズのカラヤン広場で第3回太平洋文化芸術祭が催された。各島国のダンス・チームが、お国独自の踊りで日本人の観客を楽しませた。同会場で太平洋協会の小林泉理事長(大阪学院大学教授)が、基調講演で、次のように島サミットの歴史を語った。

最近、ニウエとクック諸島も日本と外交関係を樹立した。日本政府が、島国外交に力を入れ始めたのは、中国の進出が際立ったためで、島国首脳と日本の経済人との会談が初めて開かれた。天皇陛下が、パラオ共和国を訪問したこともあり、ミニ島国への関心が高まってきた。

小林氏によると、初回は、橋本首相が島国首脳と記念撮影しただけだった。今回、安倍首相は、いわき市の津波被災地を案内して、防災と気候変動対策のため、550億円以上の資金援助をすると約束した。また、防災専門家養成のため、4,000人の人材交流を進める考えも明らかにした。

国連加盟の島国12カ国のなかで、6カ国は中国派とみられる。日本は国連の安保理事国を目指しており、島国の12カ国は大きな票団で、日本は太平洋地域との強調を強めている。

ミニ島国の人びとは、オーストラリア、ニュージーランドに出稼ぎに行き、戻ってこない島民が多い。自国の暮らしが、出稼ぎ者による現金収入が増え、パンの木の実や魚貝類に代わって、オーストラリアから、米や加工食品の輸入が増えている、という。(文=東京・青木公)


■在シドニー総領事館からのお知らせ

「第2回NSW州・北部準州中学・高校生作文コンテスト」作品募集のご案内

在シドニー日本国総領事館は「第2回NSW州・北部準州中学・高校生作文コンテスト(英語)」を開催し、本年度もNSW州、北部準州の全学校に通う中学・高校生の皆さんから作品を広く募集いたします。日本とオーストラリアに関するテーマを題材とする本コンテストへの参加を通して、より多くの学生たちが日本に関心を持ってくれることを期待しています。奮ってご応募下さい。締め切りは平成27年8月20日(木)(必着)です。

そのほか、作品テーマ、募集要項などの詳細は総領事館ホームページ(www.sydney.au.emb-japan.go.jp/english/education/essay%20contest.htm)をご覧ください。問い合わせ先は、cginfo@sy.mofa.go.jp

シニア部門最優秀賞者には日本航空とJTBの協力により日本旅行(1名)が、ジュニア部門最優秀賞者には紀伊國屋書店の協力を得て図書券が、さらに各部門優秀賞者、佳作入賞者にはユニクロより商品券が贈られます。

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