2015年7月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

メルボルン国際映画祭、7月30日から開幕


『あん』(2015、113分、河瀨直美監督)


『極道大戦争』(2015、125分、三池崇史監督)

南半球最大の映画祭、第64回メルボルン国際映画祭が7月30日から開幕する。 1952年から始まり、世界で最も古い映画祭の1つとして知られる同映画祭ではコンペ作品から、さまざまなジャンル、国、時代の映画が楽しめ、毎年のべ14万人を超す観客でにぎわう。8月16日までの会期中、国内外の映画約300本以上が、市内各地の映画館で上映される。

今年のオープニングにはオーストラリアの作品『フォース・オブ・デスティニー』が選ばれ、華やかなオープン・セレモニーを飾る。日本映画からは、主演に日本を代表する女優・樹木希林をはじめ、実力派俳優・永瀬正敏など豪華キャストを迎えた、河瀨直美監督の『あん』など5作品が選ばれ、今後も日本映画の上映は増える予定だ。フル・プログラムの詳細は7月7日に発表される。

■上映予定の日本作品
『あん』(2015、113分、河瀨直美監督)
『極道大戦争』(2015、125分、三池崇史監督)
『岸辺の旅』(2015、128分、黒澤清監督)
『海街diary』(2015、126分、是枝裕和監督)
『ワンダフルワールドエンド』(2014、82分、松居大悟監督)

■メルボルン国際映画祭
日程:7月30日(木)~8月16日(日)
会場:市内各地映画館
料金:7月10日(金)から発売開始 
Tel: (03)8660-4888
Web: miff.com.au


日本文化芸術祭、今年は10月に開催決定

「体験」、「交流」、「自分探し」をテーマに掲げた日本文化芸術祭が10月11日に開催される。2010年から始まったこの文化芸術祭は、生け花、茶道、剣道などの伝統文化のほか、ネイル・アートやヘア・メイク、音楽など現代文化も多数体験できることが特色だ。ワークショップやパフォーマンスを通して日本文化を紹介するインタラクティブな面が幅広い年齢層の日本人、また現地の人々の人気を集めており、一昨年は約3,000人の来場者が会場を訪れた。昨年は開催を見送ったものの、今年は新たにコーリングウッド・タウンホールに会場を移して「本物の日本文化を体験してほしい」とさまざまなワークショップ・プログラムを用意している。また、パフォーマンス、ワークショップ、マーケット、フード、アート展示など、イベントの要となるボランティアも幅広く募集している。ボランティアでの参加者は、入場管理、会場案内などの仕事を通して、日豪交流の場として成長を続けるフェスティバルに貢献することができる。

■日本文化芸術祭
日時:10月11日(日)11AM~4PM
会場:Collingwood Town Hall, 140 Hoddle St., Collingwood
問い合わせ・申し込み:JCAFstaff@gmail.com、0430-951-188(藤田三奈子さん)
Web: japancultureandartfestival.blogspot.com


メルボルンで広島デー礼拝

1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下されてから今年で70年を迎える。この一発の兵器で当時の広島市の人口35万人のうち9万~16万6,000人が被爆により、2~4カ月以内に死亡したとされている。

メルボルンで毎年行われている広島デー礼拝により多くの人に参加してもらいたいと、今年はセント・ポール大聖堂に場所を移し平和祈願ミサを行う。セント・ポール大聖堂のアンドレアス・ロエベ司教は「過去のことを忘れず、未来の平和のために一層努めていく誓いとともに、核兵器廃絶のために祈りをささげる」と述べ、多くの人に参加を呼び掛けている。

礼拝には在メルボルン日本国総領事館の羽田恵子総領事も出席する予定で、原爆犠牲者を追悼し、世界の平和を願うキャンドルに火を灯す。

■広島デー礼拝
日時:2015年8月9日(日)10:30AM~
場所:St Paul’s Cathedral, Corner Flinders and Swanston Sts.


■領事館からのお知らせ

日本の国外転出時課税制度が創設され、2015年7月1日以後に日本から国外転出(国内に住所および居所を有しないこととなることをいう)をする一定の居住者が1億円以上の対象資産を所有等している場合には、その対象資産の含み益に日本の所得税および復興特別所得税が課税される。また、1億円以上の対象資産を所有等している一定の日本の居住者から、国外に居住する非居住者へ贈与、相続または遺贈によりその対象資産の一部または全部の移転があった場合にも、贈与、相続または遺贈の対象となった対象資産の含み益に日本の所得税および復興特別所得税が課税される。国外転出時課税制度の対象となる人は、日本の所得税および復興特別所得税の確定申告等の手続を行う必要がある。また、相続または遺贈により対象資産を取得した相続人は、相続開始があったことを知った日の翌日から4カ月以内に、被相続人にかかる日本の所得税および復興特別所得税の準確定申告書の提出および納税をする必要がある。なお、納税管理人の届出をするなど一定の手続をすることで、納税猶予制度や税額を減額するなどの措置を受けることができる。

詳しくは、国税庁ホームページ(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshisonota/kokugai/01.htm)を参照。



身を乗り出し熱心に作り方や素材について質問をする人が多く見られた


高く盛られた唐辛子の量に日本人グループからは驚きの声が上がった

日韓シニアが合同でキムチ作り

日韓シニアが集まり本格的なキムチ作りを紹介する催しが6月18日、メルボルン市プラーンにある、グラタン・ガーデンズ・コミュニティー・センターで開かれた。この催しは新老人の会、ホープ・コネクション、コリアン・シチズン・アソシエーション・オブ・ビクトリアの3団体が、食を通して交流を深めようと共同で行ったもので、この日は40人以上が集まった。

指導役を務めた韓国人女性2人が白菜の塩漬けの仕方、にんにくや梨、リンゴなどが入った各家庭秘伝のタレの作り方などを説明し、でき上がったタレを白菜の根元から葉を1枚ずつめくりながら仕込んでいく作業も丁寧に日本人シニアに伝授した。日本人グループからは素材や調味料の選び方、漬け方などについて多くの質問が飛び交った。

韓国の国民食、キムチを越冬用に漬け込む作業「キムジャン」は、隣近所の人同士が協力し合うなどして大量のキムチを漬け込む晩秋の朝鮮半島の風物詩で、2013年国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。

新老人の会・オーストラリア会長の吉住京子さんは「前回の讃岐うどん作りが好評で今回はキムチに挑戦しました。食べ物を通した交流はとても分かりやすく、皆さんが心から楽しんでいらっしゃるのがよく分かります。今後も、国籍を越えてシニア同志が交流できる機会を積極的に行っていきたい」と話した。

でき上がったキムチは市販のキムチより味わい深く、参加者は試食をしながら熱心にノートや写真を取っていた。終了後はキムチやビビンバなど韓国料理が振る舞われ、テーブルを囲んでさらに交流を深めていた。

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