2018年3月 ニュース/コミュニティー

ピースボート内記者会見。左からティルマン・ラフ(ICAN創設メンバー)氏、田中熙巳氏(長崎被爆者、日本被団協代表委員)、カリーナ・レスター氏(核実験被爆者2世)、川崎哲氏(ICAN運営委員)、ジェム・ロムルド(ICANオーストラリア・スタッフ)
ピースボート内記者会見。左からティルマン・ラフ(ICAN創設メンバー)氏、田中熙巳氏(長崎被爆者、日本被団協代表委員)、カリーナ・レスター氏(核実験被爆者2世)、川崎哲氏(ICAN運営委員)、ジェム・ロムルド(ICANオーストラリア・スタッフ)

豪州各地で核問題イベント開催

ピースボート・ICANが共同催行

メルボルンに本部を置く「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN/International Campaign to Abolish Nuclear Weapon)」の昨年11月のノーベル平和賞受賞を記念し、国際運営グループ・NGOピースボートはICANと1月25日から2月5日にかけて、核問題に関するイベント「第96回おりづるプロジェクト・オセアニア一周クルーズ」を共催した。同イベントでは期間中、豪州5都市(フリーマントル、アデレード、メルボルン、ホバート、シドニー)を回り、各都市で核問題のフォーラムの他、ピースボートに乗船した原爆被爆者・豪州先住民の核実験被害者と地元議員との面会などが行われた。

イベント期間最終日の2月5日には、午前9時よりシドニー・バルメインのホワイト・ベイ・クルーズ・ターミナルに停泊していたピースボート内でICANオーストラリア・スタッフら5人が出席の下、記者会見が開かれ、日本からは川崎哲氏(ICAN運営委員)、田中熙巳氏(長崎被爆者、日本被団協代表委員)が会見に臨んだ。同会見では、ピースボートの核兵器廃絶の活動経緯などの他、長崎原爆被爆者の田中氏より核兵器廃絶への強い願いが語られた。

同日正午には、シドニーCBDの在シドニー日本国領事館前で日豪両国の核兵器禁止条約署名を訴えるデモ「ピース・ラリー」が行われ、街頭を歩く多くの人びとの注目を集めた。

また、一般向けイベントとしてCBDレッドファーン・コミュニティー・センターで午後6時より核問題のフォーラム「メイキング・ウェーブス・イン・シドニー」が開催された。同フォーラムでは、福島県飯館村出身の酪農家、長谷川健一・花子夫妻が東日本大震災による福島第一原子力発電所事故被害者の立場から核廃絶を100人を超すフォーラム参加者に訴えた。

「核兵器禁止条約に署名を」の巨大バナーと共に行われたピース・ラリー
「核兵器禁止条約に署名を」の巨大バナーと共に行われたピース・ラリー
フォーラムで講演する長谷川健一氏(右)と花子氏(左)
フォーラムで講演する長谷川健一氏(右)と花子氏(左)

講演するクー氏(左)と嶋中氏
講演するクー氏(左)と嶋中氏

シドニー日本商工会議所
新春経済講演会・賀詞交歓会を開催

シドニー日本商工会議所(会頭=末永正彦:豪州新日鉄住金)の企画委員会(委員長=奥澤徹:野村オーストラリア)と金融・投資部会(部会長=中村聖二:三井住友海上火災保険)は2月5日、恒例の経済講演会・賀詞交歓会を開催、68人が参加した。

同会では、まずリチャード・クー氏(野村総合研究所・主席研究員チーフ・エコノミスト)が、「経済学が見落とした半分にある先進国経済と量的緩和の出口問題」と題して講演。続いて、嶋中雄二氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券・参与・景気循環所長)から、「景気循環から見た世界と日本経済―2018年の展望―」をテーマに話を聞いた。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


講演する山下部会長(左)とヤロウ氏
講演する山下部会長(左)とヤロウ氏

シドニー日本商工会議所がセミナーを開催

シドニー日本商工会議所の資源・エネルギー部会(部会長=山下宜範:独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)は2月15日、「NSW州の石炭産業の現況とプロジェクト開発に係る問題点」と題したセミナーを開催、49人が参加した。

NSW州の炭鉱には多くの日本企業が投資を行い、生産される石炭の多くが日本に輸出されている。しかし、高まる環境問題や地域住民からの反対などを受けて、炭鉱開発が困難になる例が見受けられる。同セミナーでは、NSW州産業省石炭担当のアンソニー・ヤロウ氏を講師に迎え、NSW州の石炭産業や炭鉱開発の状況、開発に際しての問題点と今後の対策について講演が行われた。

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


左から洞ノ上選手、鈴木選手、松本選手、松永選手、廣道選手、喜納選手(写真:山内亮治、以下同)
左から洞ノ上選手、鈴木選手、松本選手、松永選手、廣道選手、喜納選手(写真:山内亮治、以下同)

車いすロード・レース、OZ Day 10K
日本人選手が活躍

1月26日、シドニー・ロックスでウィルチェア・スポーツNSW主催による総距離10キロの車いすロード・レース「OZ Day 10K」が開催され、日本からは洞ノ上浩太選手・松本直幸選手・松永仁志選手・鈴木朋樹選手・廣道純選手・喜納翼選手の6人が出場した。同ロード・レースでは、日本の女子選手として唯一の出場となった喜納選手がマシン・トラブルによる途中棄権となったものの、男子選手5人全員は完走、うち鈴木選手、洞ノ上選手、松永選手、松本選手が表彰台に上がる活躍を見せた。

同ロード・レースは、同月20日のキャンベラ及び24日にシドニー・ブラックタウンで開催された車いすのトラック・レースを含む「GIOサマー・ダウン・アンダー・シリーズ」の一環、毎年オーストラリア・デーを祝うイベントとして開催され今年で29回目を迎えた。当日、スタート直前に小雨が降り路面が滑りやすくなるなどコース・コンディションが心配される中、鈴木選手が21分50秒のタイムで優勝、初のシドニーでのレースでうれしい結果となった。優勝という結果について同選手は「有力選手が多数出場する中、どこまでパフォーマンスが発揮できるかレース前は不安だった。レースの中で相手に隙があればそこを突き勝ちにいきたいと考えていたが、それを面白いほどうまく達成できたレースになった」と喜びを語った。40歳以上が対象のマスターズ・クラスでは、洞ノ上選手22分39秒で1位(全体4位)、松永選手が23分36秒で3位の成績を収めた。また、四肢まひの機能的障害によるクラス「クァード」で、松本選手が32分13秒で1位となった。

なお、レース当日は日系コミュニティーからも多くの観客が詰めかけ、沿道から声援が送られた。日本人からの声援について松永選手は「異国の地での日本語の応援を通して日本人であることを誇りに思えた」と感想を述べた。

多くの観客が沿道からレースの行方を見守った
多くの観客が沿道からレースの行方を見守った
健常者にとって緩やかな坂もレースの大きなポイントとなった
健常者にとって緩やかな坂もレースの大きなポイントとなった

新技術に関心を持つ多くの参加者が集まった会場
新技術に関心を持つ多くの参加者が集まった会場

準天頂衛星システム(QZSS)産業利用に関するワークショップ開催

経済産業省(METI)、日本貿易振興機構(JETRO)、ジオサイエンス・オーストラリア(GA)、オーストラリア貿易投資推進庁(Austrade)は2月6日、シドニー東郊にあるニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)で「準天頂衛星システム(QZSS)産業利用に関する日豪ワークショップ」を開催した。

日豪両政府及び政府機関の協賛により実施された同ワークショップでは、NSW大学教授アンドリュー・デンプスター氏と竹若敬三・在シドニー日本国総領事によるあいさつに続き、両国の専門家による測位衛星やGPS技術に関するQZSS技術の産業・ビジネスへの応用の可能性についてのプレゼンテーションが行われた。

QZSS利用における両国間の協力は、経済産業省とオーストラリアの産業・イノベーション・科学省により締結された「日豪イノベーション協力に関する覚書」に盛り込まれており、QZSSは革新的技術、再生医療、エネルギー、科学測量と並び優先分野の1つとされている。

政府及び政府機関、大学や企業から約100人が参加した同ワークショップでは終日プレゼンテーションや質疑応答が行われた。また、2月8日にはメルボルンにあるインベストメント・センター・ビクトリアで、同様のワークショップが半日にわたり開催された。


アジアの経済・ビジネス動向に関し講演する、JETRO海外調査部アジア大洋州課・小林寛氏
アジアの経済・ビジネス動向に関し講演する、JETRO海外調査部アジア大洋州課・小林寛氏

JETROセミナーを開催

日本貿易振興機構(JETRO)シドニー事務所は2月12日、アジア・大洋州地域の情勢に関するセミナーを開催した。同セミナーでは、東京の海外調査部アジア大洋州課長、シンガポール事務所調査担当次長、シドニー事務所長、ニュージーランド事務所長が講師を務め、各国・地域の情勢について報告した。また、バンコク事務所において、アジアを広域で調査する主任調査研究員は、「ASEANでのデジタル法規制・EC取引の動向」と題し講演を行い、ASEANのEC市場規模は急速に拡大していることや、SNSによる広告宣伝が普及していることなども話された。

同セミナーには講師を含め約60人が参加し、セミナー後に開催された懇談会では講師と参加者45人の交流が活発に行われた。


定員の人数を大幅に越える参加者が集まった会場
定員の人数を大幅に越える参加者が集まった会場

海外のいじめ問題に関する講演会が開催

オーストラリア・ジャパン・コミュニティー・ネットワーク(AJCN)代表・山岡鉄秀氏による講演会「海外日系子女いじめ問題:構造と対応策」が1月20日、シドニー北部チャッツウッドで開催された。

同会では、山岡氏が昨年、明星大学高橋史郎教授と共に日本政府のサポートを受け、北米におけるいじめの現状に関して2回にわたる現地調査を行った結果について具体的に報告した。北米では、歴史問題をめぐる日系人に対するいじめ、差別、脅迫、暴力事件などが顕在化し、豪州でも日系の子どもたちに対するいじめが報告され始めている。同氏は、豪州での日系子女たちを守るために提案されている対応策についても説明した。

また、質疑応答のセッションでは、総領事館、日本人学校、シドニー日本クラブ(JCS)などから集まった50人以上の参加者と熱気のある意見交換も行われた。

AJCNは今後もいじめ問題についての情報提供を続け、対策実施の際は告知する予定だ。


多くの人でにぎわった「Japan Kansai Tourism Seminar with tasting Japanese food」イベント会場
多くの人でにぎわった「Japan Kansai Tourism Seminar with tasting Japanese food」イベント会場

関西観光事務局
豪州で観光プロモーションを実地

関西観光事務局が主体となり、西日本旅客鉄道、阪急阪神ホールディングス、京阪ホールディングス、南海電気鉄道、近畿日本鉄道、大阪観光局、和歌山観光局、京都ホテルは、2月10~13日にかけてシドニーとメルボルンで関西の観光PRを行なった。

上記9団体は2月10日、11日にシドニー・オリンピック・パーク内にあるショーグランドで行われた「Travel Expo 2018 Sydney」で一般客に向けて関西をアピールし、12日には、シドニー市内のグレース・ホテル内にあるレストラン「Gold Class Daruma」で豪州の旅行業やメディア関係者に向けたPRイベント「Japan Kansai Tourism Seminar with tasting Japanese food」を開催した。

同イベントでは、関西の魅力を伝えるプレゼンテーションが行われ、設置された各団体のブースではより細かい情報が提供された。また、会場ではたこ焼きや串かつ、すしや酒なども振る舞われ、約50人の参加者は日本食を堪能した。

関西観光本部事務局の野口礼子氏は「昨年12月にカンタス航空が、関空—シドニー線を就航させたことをきっかけに、豪州からより多くの観光客が関西を訪れることになります。今回のように9団体が共同で豪州に向けて関西をPRするのは初の試みですが、とても良い感触を得ています」とコメントした。

また、2月13日にはメルボルンにある「Neil Perry Kitchen」で一般客に向けて「Japan Kansai Tourism Seminar with Kansai food and Sake tasting」を開催した。


BEST INC戸倉勝禮氏の講演会を開催

将来海外で起業、またはビジネスに携わりたいという夢を持つ若者たちを支援する活動を行ない、講習会や勉強会などを企画・開催しているNPO法人「BEST INC」(Business Establishment Strategy Team Inc)は、3月14日、シドニー・シティー中心部にあるレストラン「達磨 Gold Class Daruma」で戸倉勝禮氏を招き講演会を開催する。

同氏は、1979年にシドニーに移住し「日豪文化交流協会」を設立。その一環としてシドニーから西に約330キロの内陸にあるカウラで「日本人戦没者墓地」と「日本庭園」の間約5キロの道路沿いに、2,000本の桜を植樹をするプロジェクトを行い、「カウラ桜祭り」を提案した発起人でもある。

同会では、日豪親善などの広報活動に従事し、日豪文化交流として38年前から毎年9月に同地で開催されている「カウラ桜祭り」と「日豪戦没者墓地」の合同慰霊祭の支援活動を継続している同氏の活動について講演する。

■戸倉勝禮氏の講演会
日時:3月14日(水)6PM~9PM
場所:達磨 Gold Class Daruma(The Grace Hotel, Level 1, 77 York St., Sydney NSW)
料金:$60(交流会食事付き)
Email: bestinc0717@gmail.com(問い合わせ、申し込み)


ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ学習会を開催

シドニー北部を拠点に活動する障がい児の親の会(NPO)「ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ」は2月14日、「UNITING」よりノーザン・シドニー・コニュニティー・エンゲージメント・オフィサーのマーシア・シャピラ氏をゲスト・スピーカーに招き、チャッツウッドRSLクラブで学習会を開催した。

同会には15人が参加し、京子プラックストーン氏の通訳を通し、政府の障がい者支援機関制度NDISに関連した、今後の更新時の注意点や現在の問題点を解決するための必要事項などを学んだ。

同グループは毎月2回定例会を行っている。参加希望の方は下記まで連絡を。

■ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ定例会
日時:毎月第2、4水曜日10:30AM~12:30PM
Tel: 0411-139-872(代表:ひとみグッドウィン)
Email: japanesecg@gmail.com


オーストラリア国際ショパン・ピアノ・コンクールでの優勝をきっかけに、オーストラリア各所で演奏をしてきた永野氏
オーストラリア国際ショパン・ピアノ・コンクールでの優勝をきっかけに、オーストラリア各所で演奏をしてきた永野氏

永野光太郎氏
古楽器とピアノのリサイタルを開催

ピアニストでチェンバロ奏者の永野光太郎氏が2月9日、キャンベラのウェズリー・ミュージック・センターでリサイタルを開いた。

ルネサンス期に誕生した古楽器であるチェンバロとクラヴィコードを演奏した後、ピアノでラフマニノフの前奏曲などを弾いた。

「古楽器とピアノを分けないスタイル」の演奏会を目指す永野氏は、「もともと考古学者になりたかった」というほどの歴史好きで演奏会を通して古楽器を身近に感じて欲しいと話す。

チェンバロやクラヴィコードはどこにでもある楽器ではないため「持ち運びができるよう、車のサイズに合わせたものを自分で作るようになった」という。設計図をもとに独学でその作り方を習得した。「中途半端にはやりたくなかった」と永野氏は楽器に対する深い思い入れについて語る。

音量は小さいが、繊細な表現ができるクラヴィコード
音量は小さいが、繊細な表現ができるクラヴィコード

フレンズ・オブ・ショパン・オーストラリアの招待でキャンベラに滞在中の永野氏は、3月1日にショパンの誕生日を祝うコンサートで演奏する他、サロン・コンサートも多く予定。

永野氏は2014年の第2回オーストラリア国際ショパン・ピアノ・コンクールでの優勝以来、毎年来豪しており、「オーストラリアは広々としていて、人も温かく居心地の良い場所」と述べている。


すばらしいプレーを披露した土方選手
すばらしいプレーを披露した土方選手

テニス土方選手
全豪ジュニアで8強の快挙

シドニー在住の土方凛輝選手(16、マック・ヒジカタ・テニス・アカデミー)は、1月20~27日にメルボルンで開催された「オーストラリア・オープン・ジュニア・チャンピオンシップス」ITFグレードAで8強の快挙を遂げた。

同大会、土方選手はワイルド・カードで出場し1回戦でヨナス・フォルチェック(CZE)に7-5、6-1で快勝。2回戦はマセイエス・プチナリ・デ・アルメイダ(BRA)に第1セットを4-6で落とすも第2セットを6-4で取り返しファイナル・セットへ持ち込んだ。ファイナル・セット5-4アップで土方選手は足にまひを起こすも、最後は渾身のバックのダウン・ザ・ラインが決まり4-6、6-4、6-4で勝利した。試合時間は2時間20分に及んだ。

続く3回戦、日豪両国の期待を受けるプレッシャーの中、すばらしいプレーを見せデュリュー・ベード(USA)に、6-4、6-3とわずか59分で圧勝した。しかし準々決勝は、エイデン・マキュー(GBR)に4-6、2-6の惜敗。第1セット4-4でサービス・ゲームを落としたことが反省点となった。

同大会でベスト8に入ったことで更に自信を深めた土方選手は、全仏、全英、全米ジュニアでは優勝を狙うと決意を新たにしてる。今後は3月にタイ、マレーシアのG1、オーストラリア・フューチャーズ、そして5月から欧州遠征と続く。


WSOチャリティー・フェスタ2018開催
ボランティア・スタッフも募集

ワールド・スカラーシップ・オーガナイゼーション(WSO)は3月18日、シドニー北部キャッスル・コーブでWSOチャリティー・フェスタ2018を開催する。

WSOは、意欲があるにもかかわらず進学できない、または学業を続けられない途上国の恵まれない学生に奨学金を提供している非営利団体で、シドニー近郊に住む日系コミュニティーによって2014年に発足した。

同イベントでは、チアリーディング・チームや合唱団、和太鼓などのパフォーマンスが披露される。また、金魚すくいやヨーヨー釣りなどの催しに加え、焼きおにぎり、ホットドッグ、綿菓子やかき氷などの屋台も出店される予定だ。

また、WSOは同イベントで受付、販売、施設準備などをサポートしてくれるボランティア・スタッフを募集している。問い合わせは下記の連絡先まで。

■WSOチャリティー・フェスタ2018
日時:3月18日(日)11AM~3PM
場所:キャッスル・コーブ・パブリック・スクール(Kendall Rd., Castel Cove NSW)
料金:無料
Email: yamaguchi@nbca.com.au(イベントの問い合わせ担当:山口)
Mpmap9715@gmail.com(ボランティア活動の問い合わせ担当:落合)


田代有三氏、伊藤瑞樹氏
講演会及び交流会を開催

オーストラリアに住む日本人コミュニティーの活性化と横のつながりを提供することを目指す「LINK」は、3月3日、シドニー・シティー中心部にあるレストラン「達磨Gold Class Daruma」で元サッカー日本代表で元鹿島アントラーズ、現ウーロンゴン・ウルブス所属の田代有三氏と、現シドニーFC所属、ユース・アカデミーGKコーチ・伊藤瑞樹氏の講演会と交流会を開催する。

講演では、来豪から1年も経たず、それぞれ高いキャリアを築いている両氏が、オーストラリア・サッカーの魅力と3月7日に開催されるACL予選リーグ・シドニーFC対鹿島アントラーズの見どころ、そして海外で成功するためのメンタリティーについて話す。また講演の後には、両氏と参加者との交流会が行われる。

入場は無料だが、会場でワン・ドリンクの購入が必要。当日は全品5ドルのスペシャル・メニューが用意される。ドレス・コードは、スマート・カジュアルでサンダル、ショート・パンツでの来場は不可。

■田代有三氏、伊藤瑞樹氏の講演と交流会
日時:3月3日(土)1:30PM(開場)、2PM~3:30PM(講演)、3:30PM~5PM(交流会)
場所:達磨 Gold Class Daruma(The Grace Hotel, Level 1, 77 York St., Sydney NSW)


■新刊紹介

『IB 国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』

シドニー在住の作家・永淵閑氏の新書『IB 国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』が2018年1月に刊行された。

本書は、14年に刊行された同氏の前書『点才教育「小論文・小説」書き方の手引き-国際バカロレアにも通じる論文ライティングの基本』に続く第2弾として、電子書籍『IB 国際バカロレア教員授業ノート』の1~6巻を合本、推敲したもの。

国際バカロレア(International Baccalaureate/IB)とは、1968年から世界中に普及し、さまざまな国や地域で実施されている教育プログラム。本書は、IBの基本ルールに沿った方法で学ぶ学生の推敲ドラフトと同氏による添削の実物や、ライティングの基礎的な理論と哲学、文章執筆の土台となる関連知識などが掲載されており、ライティング・スキル向上が期待できる内容となっている。世界各国で学ぶ日本人IB生や、海外留学中の日本人学生、小論文・エッセイの指導に悩んでいる教員、作家志望の人にもお薦めの1冊。

■『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモ』
著者:永淵閑
出版社:知玄舎
Web: www.tokyonet.com.au/~kan


日本に初出店、メルボルンの人気カフェ
「ボニー・コーヒー」清澄白河店

メルボルンで1日1,000杯ものコーヒーを売り上げる人気店「ボニー・コーヒー」が近年、カフェ・ブームが巻き起こっている東京・清住白河に進出し、オーストラリアのカフェ・カルチャーに注目する人びとの間で話題となっている。同店を立ち上げた倉本晃尚さんに話を聞いた。(聞き手:馬場一哉)

ボニー・コーヒー清澄白河店の倉本晃尚さん
ボニー・コーヒー清澄白河店の倉本晃尚さん

──メルボルンで現在2店舗を構える

「ボニー・コーヒー」ですが、同店を日本で展開しようと考えたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。

「近年、日本市場に向けた海外のカフェのオープンが増えてきています。アメリカ・シアトル系のブームから始まり、健康系のランチ・メニューを楽しめる店なども増えましたが、今注目されているのがスペシャリティ・コーヒーという、食べ物は最低限でコーヒーをメインで出すようなお店です。そうした流れにボニー・コーヒー本店のオーナーのロイド・スミスが注目したというのがきっかけです」

──倉本さんはもともとメルボルンの店でバリスタをされていたのですね。

「はい。ワーキング・ホリデーでオーストラリアに滞在していたのですが、コーヒーに深く興味を持ち、メルボルンで働き始めたのがボニー・コーヒーでした。そしてオーナーと意気投合し、日本でもやらないかと誘われ、お店をオープンすることになりました」

──帰国されたのが1年ちょっと前とのことですが、17年2月にはお店をオープンしています。

「いろいろと大変でしたが、店の場所もロイドのビジネス・パートナーの勧めで見つけることができたので比較的スムーズでした。ここはすぐ裏が川ですし、非常に焙煎に適したロケーションだと思います」

店では同店自慢のコーヒー豆も購入可能だ
店では同店自慢のコーヒー豆も購入可能だ

──味へのこだわりはかなりのものと聞いています。

「日本ではあまりエスプレッソを頼まれる方はいないので、ブラックのドリップを中心にやっていますが、十分ボニー・コーヒーの特徴を楽しんでもらえると思います。おいしいコーヒーを入れるためには知識と経験が必要なのでどんどん焙煎し、テイスティングを行い店の味を高めるよう努力しています」

──客足が増えている感触はありますか。

「現在は、焙煎所としてコーヒー豆の焙煎がメインで、カフェとしての運営は金・土・祝日限定なのですが、それでも伸びていますね」

──今後、どのようなお店作りを目指していますか。

「オーストラリアのように、お客さんと明るくコミュ二ケーションしながらコーヒーについて会話を楽しめるようなお店を目指したいです」

──オーストラリア・カルチャーの発信地としても頑張ってもらえればと思います。本日はありがとうございました。

■Bonnie Coffee Tokyo LLC.
住所:〒135-0006 東京都江東区常盤1-1-1
Tel: 81-70-3297-2924
Email: teru@bonnie.coffee


SBSラジオ日本語放送3月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

3月のシドニーサイドでは、ウーロンゴン・ウルヴズでプレーするサッカー元日本代表の田代有三選手のインタビューや、3月11日に開かれる東日本大震災復興支援イベント「TSU-NA-GU」のリポートなどを放送する予定。また、プロレスラーの永田裕志氏や彫刻家の竹村雄介氏、ジュエリー作家の菊地るい氏へのインタビューなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことができる。次回は3月29日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

ARTEXPRESS2018

Kaitlin Smith, St Joseph's Regional College 'Dead in the Water: Shelving the Plans for the Great Barrier Reef'© the artist
Kaitlin Smith, St Joseph’s Regional College ‘Dead in the Water: Shelving the Plans for the Great Barrier Reef’© the artist

2017年のHSCで視覚芸術を専攻した学生たちの作品を展示するARTEXPRESSが開催中です。ARTEXPRESSの始まりは1950年代にさかのぼり、当時はコモンウェルス銀行、シドニー大学、NSW州立大学で展示されました。現在はNSW州立美術館を始め、地方美術館でも巡回展示されるようになりました。

高校の最終学年を通して制作した作品をシドニー近郊の学生は視覚芸術採点センターに提出し、地方の場合は担当官が出張して採点します。採点の終わった全作品の中から約400点がARTEXPRESSに推薦され、その中から当美術館の学芸員が厳選した作品40点を展示しています。

Harrison McTavish, International Grammar School‘Father, uncle, son’© the artist
Harrison McTavish, International Grammar School ‘Father, uncle, son’© the artist

作品の分野は多岐にわたり、最近の時事問題、日常生活、家族、自然環境などについての考えをアート・フォームを通して表したものです。作品形態はフォト・メディア、油彩、版画、スカルプチャー、セラミック、動画などがあり、今年はグラフィック・デザインとドローイングの作品が多いのが特徴です。

今回ご紹介するのは環境汚染についてプラスティック・ボトルを使って製作した作品と自身の少年時代の思い出を古い木材と動画によって表現した作品です。

Katelin Smith「水の中の死、棚上げされたグレート・バリア・リーフの計画」

サンゴ礁は自然の驚異だ。何万年も掛けて積み上げられたこの自然の美の将来は不確かだ。工業排水、海上廃棄されるゴミ、オニヒトデ、環境汚染については何年も前から問題視されている。私たちが問題を見ないふりをしている間にもサンゴ礁の損傷は継続している。

Harrison McTavish「父、叔父、息子」

デジタル環境ではなくて父や叔父たちと一緒に本を読んだり、ツリーハウスを作ったり、木を使っておもちゃを作ったりして育った少年時代の思い出を自分たちの家を作った時の残りの木材と古い工具を使って表し、その彫刻作品の間から垣間見ることのできる動画で過ぎ去った出来事、親戚、夢、ぼんやりとはかない少年時代の複合的な思い出の一瞬を捉えた作品。

ARTEXPRESS2018は入場無料で4月20日まで開催されています。無料日本語常設展ツアーは毎週金曜日午前11時からです。(投稿=コミュニティー・アンバサダー:チョーカー和子)

■ARTEXPRESS2018
日時:開催中~4月20日(金)、10AM~5PM、水曜のみ10PMまで
会場:Art Gallery of New South Wales (Art Gallery Rd, The Domain NSW)
料金:無料
Tel: (02)9225-1700 (英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au (日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/calendar/japanese-language-guided-tour


【お詫びと訂正】
 本誌2月号に掲載しました「競泳NSWオープン選手権、日本人若手が実力を証明」の記事に誤りがありました。読者の皆様並びに関係者の方々にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫びする共に、訂正させて頂きます。
【誤】定行亮氏(全日本航空株式会社)
【正】定行亮氏(全日本空輸株式会社)

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