2014年3月 ニュース/コミュニティー(1)

震災から3年

東日本大震災3周年祈念イベント

かつてない被害をもたらした東日本大震災から3年。シドニーの有志による東日本大震災3周年祈念イベントが3月9日、シドニー北部のチャッツウッドで開催される。

震災が起こった3月11日以降、オーストラリア国内でも募金活動や、さまざまなチャリティー・イベントが行われてきた。復興と支援活動が進む中、福島県の放射能問題など、解決の見通しが付かない問題もまだ残る。3周年祈念イベントでは、東日本の被災地すべての人に向けてエールを送り、震災からの復興を願う。

祈念イベントでは、黙祷をはじめ、あるアメリカ人ボランティアが震災とその後をとらえたドキュメンタリー映画「3.11 Surviving Japan」(クリストファー・ノーランド監督作)の上映などが行われる(日本語・英語音声/英語字幕付き90分)。入場料金は10ドルまたはそれ以上の寄付。学生は無料となっている。

11日には、シドニー市内マーティン・プレースで折り鶴とキャンドルのサービスが午後5時から1時間行われる。

■東日本大震災3周年祈念イベント
日時:3月9日(日)3PM
会場:Dougherty Community Centre, 7 Victor St., Chatswood NSW
料金:$10またはそれ以上の寄付、学生無料

■3.11当日イベント
日時:3月11日( 火)折り鶴とキャンドル・サービス5PM ~6PM、州議事堂前での記念撮影6:30PM~7:30PM
Email: 311helpjapansydney@gmail.com
Web: sites.google.com/site/2014311events



音楽を通して震災からの早期復興を祈る

東日本震災復興支援チャリティー・コンサート

シドニーの有志が集まり4月5日、東日本震災復興支援チャリティー・コンサート「スピリット・オブ・ジャパン」をシドニー北部のキャメレーで開催する。
 この復興支援コンサートは今回で2回目。ジブリや日本のテレビ・アニメの音楽を日本が誇る文化の1つとして、バンドの演奏とともに子どもたちが歌って紹介する。また、空手と音楽のコラボレーション・パフォーマンスや地元の音楽家による演奏も行う予定だ。イベントのすべての収益は、被災地の仮設住宅などで生活を送る被災者を、音楽を通して支援する一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクト「えころん」に寄付される。

日時:4月5日(土)6:30PM
会場:All Saints Anglican Church, 5 Carter St., Cammeray NSW
入場料:$15(小学生以下、障がいを持つ人は無料)
問い合わせTel: 0421-744-090
Email: mbetween@gmail.com(名郷泉さん)


■新刊紹介

『点才教育「小論文・小説」書き方の手引き』
国際バカロレアにも通じる論文ライティングの基本

オーストラリアの大学でのライティングの授業や、ハイスクールでの国際バカロレア(IB)の授業などで、説得性の高い論文のライティング・スキルについて教えを説いてきた永淵閑氏の新著『点才教育』が発行された。

本書は、シンプルで分かりやすい小論文(小説)の書き方を解説。「書いて、考える」ことを通じて、想像力・判断力・洞察力・思索力・表現力・論述力を飛躍的に獲得することを目指し、さらに、日本語能力向上に役立つ方策が述べられている。

作文・論文執筆で悩むすべての学生から、オーストラリアに留学中の日本人学生、帰国子女受験生、国際バカロレア(高校卒業・大学入学資格などの国際資格が得られる初等・中等・高等の国際教育機関)の学生、海外で生まれた日系人の子どもたち、日本語教員、企画書などのタスクを持つ社会人まで、多くの人が利用できる。


購入の際は、電子書籍とPOD(注文に応じて印刷、製本、送付してもらう方法)から選べる。電子書籍の場合は、キンドル、紀伊國屋書店、アマゾンなどから、PODの場合は、アマゾンで購入できる。

■『点才教育「小論文・小説」書き方の手引き』- 国際バカロレアにも通じる論文ライティングの基本(2014)
著者:永淵閑
発行人:小堀英一
出版社:知玄舎
Email: knagafuchi@tokyonet.com(本についての質問)
Web: www.tokyonet.com.au/~kan



スピーチを行った佐々木郁夫・青森県副知事

青森県がシドニーでPR

青森県は2月13日、シドニー市内で「八甲田スノー・トラベル・セミナー」を開催し、旅行者やメディア関係者が参加した。
 セミナーには、佐々木郁夫・青森県副知事をはじめ、青森県観光国際戦略局関係者や、同県から自治体国際化協会(CLAIR)シドニー事務所に派遣された清野浩輝氏、八甲田を訪れたオーストラリア人2人も出席。青森県や八甲田の魅力を紹介した。
 佐々木副知事は、「八甲田は人生に1度は行くべき場所」と述べ、重厚なパウダー・スノーやスノーモンスター、特色のある文化などについて話した。
 清野氏は、青森県が東京から新幹線で約3時間の所に位置し、比較的簡単に訪れることができる点を述べた。八甲田に関しては、外国人観光客の数が他都市に比べて少ない分、日本や土地の伝統文化をより身近に体感できる利点があること、またスキー愛好家も大いに満足できる迫力満点のスキー・リゾートがあることなどを紹介した。
 セミナー後には、鱒屋レストランによる軽食や青森県の酒が振舞われたほか、100%りんごジュースやりんごパイも提供された。



今後の世界経済の行方について語ったリチャード・クー氏

アベノミクスの可能性に言及した五十嵐敬喜氏

2014年の世界・日本経済を大予測
新春恒例の経済講演会&賀詞交歓会を開催

シドニー日本商工会議所(JCCI)の企画委員会と金融・投資部会主催の毎年恒例、新春講演会および賀詞交換会が2月10日、ラディソン・ブルー・ホテル・シドニーで開催された。当日、日本から到着予定の高岡正人新総領事も登壇予定だったが大雪の影響で飛行機が飛ばず参加はならなかったが、会場には講演および新年の交流・懇親をすべく会員企業および在豪企業から約65人が参加した。

講師として野村オーストラリアの協力により日本を代表するエコノミスト、リチャード・クー氏、および三菱東京UFJ銀行の協力によりマクロ経済分析のスペシャリストでありワールド・ビジネス・サテライトのコメンテーターとしても知られる五十嵐敬喜氏が登壇した。

リチャード・クー氏は「世界同時バランスシート不況と日本経済のゆくえ」と題し、自身がかねてより提唱している経済理論モデルをベースに、長引く世界同時不況の原因を紐解くとともに、今後の世界経済の行く末について言及した。

五十嵐敬喜氏は「アベノミクスで日本経済は再生するか」と題し、現政権の金融政策は概ね方向性としては間違っていないとしつつも、デフレの状況の打破は難しいとの見解を述べた。アベノミクスを効果的に機能させるためには企業の自助努力が不可欠であり、具体的には潜在需要を見抜くことで新たな市場を開拓する企業それぞれの努力が不可欠と結論付けた。

講演会は、シドニーJCCIの賀詞交換会も兼ねており、参加者はそれぞれ新年の交流・懇親を楽しんだ。


ジェトロと日本商工会議所がセミナー開催

シドニー日本商工会議所(JCCI)企画委員会は3月11日、日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所との共催で、セミナー「アジア太平洋経済圏確立に向けた動きと企業活動の変化」を開催する。

在豪日系企業の活動状況とアジア太平洋地域における経済連携に向けた動きについて、ジェトロ・シドニー事務所の平木忠義氏とジェトロ・シンガポール事務所の椎野幸平氏が最新情報を提供する。

オーストラリア経済の減速感が強まる中、昨年9月に政権交代で保守連合政権が発足。同政権は、企業の生産性向上を通じた産業競争力強化による景気浮揚を目指すとともに、日豪EPAをはじめとする2国間貿易協定、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)といった地域経済連携の早期妥結に対して、前向きな姿勢を示している。

昨年10〜11月には、ジェトロが「在アジア・オセアニア日系企業実態調査」を実施。今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域からの原材料や部品の調達率を引き上げることを計画する当地の日系企業の割合が、2012年度の調査結果の27.5%から34%に増加していることが分かった。

2国間EPA、地域経済連携の締結や、15年のASEAN経済統合は、アジア太平洋地域におけるビジネスに、大きな変化をもたらすことが想定されている。

セミナー参加の際は、シドニーJCCIに問い合わせて申込用紙を取り寄せ、必要事項に記入し、会議所に送付する。申し込みは3月5日まで。定員60人に達し次第、締め切る。

■アジア太平洋経済圏確立に向けた動きと企業活動の変化~在豪州日系企業の景況感とアジア地域における経済連携の現状~
日時:3月11日(火)4PM~5:30PM
会場:Level 19, 39 Martin Place, Sydney NSW(ジェトロ・シドニー事務所)
料金:無料
問い合わせTel: (02)9223-7982(シドニー日本商工会議所)
Fax: (02)9223-5382
Email: info@jcci.org.au


セミナー「2013年度の日本からオーストラリアへのM&A」
シドニー日本商工会議所

シドニー日本商工会議所(JCCI)企画委員会は3月6日、同市内のアシャースト法律事務所でセミナー「Japan – Australia M & A-Year in Review 2013」を開催する。
 同セミナーでは、アシャースト・ジャパン・チームを統括するイアン・ウィリアムス弁護士や、小川夏子パートナー弁護士をはじめとする、同社のM&Aチームが講師を務め、昨年においての日本からオーストラリアへの投資に関するトレンドを振り返る。また、重要法案の改正についても解説し、今後の見通しについても紹介する。
 セミナー後には、懇談会も予定されている。
 参加の際は、シドニー日本商工会議所に問い合わせて申込用紙を取り寄せ、必要事項に記入し、会議所に送付する。

■Japan-Australia M&A-Year in Review 2013
日時:3月6日(木)セミナー4:30PM~6PM、懇談会6PM~
会場:Level 36, Grosvenor Place, 225 George St., Sydney NSW
料金:JCCI会員無料、非会員$30(GST込み)
問い合わせTel: (02)9223-7982(シドニー日本商工会議所)
Fax: (02)9223-5382
Email: info@jcci.org.au



ブリスベンの会場で

■人

コラム連載中“ラスト陰陽師”橋本京明さんが来豪

日本での鑑定のほかメディアでも活躍中の“ラスト陰陽師”こと橋本京明さんが来豪し、ブリスベンで2月11~13日、シドニーで19~22日、対面個人鑑定を行った。今回で2度目となるオーストラリア鑑定。希望者数は800人にも及んだという。本紙は、シドニーでの個人鑑定の終了後に話を伺った。

神官の家系に生まれた橋本さん。小学校に通うころから四柱推命などの占いを自然と学び始めたという。「占いがよく当たるのが不思議になり、より深く勉強するようになりました。学んでいく中で、悪いことが起こると分かれば、良い方向に変えていくことができるとも気付き、悩んでいる人を良い方向に導きたいと思うようになりました」。テレビなどのメディアで一躍有名になったが、日本での活動の大半は個人鑑定を行っているという。直接対面して占うことで、1人ひとりに寄り添うことを大切にしたいという思いがあるからだ。「個人鑑定は一生続けて行きたい」という熱い気持ちも聞くことができた。

また、昨年に続いて2度目の来豪となるオーストラリアの印象については「若い人から、年配の人まで、どんな人も目が輝いています。希望を持って生きているパワーを感じます。日本では感じられないこの力は、パワースポットがたくさんあるオーストラリアの地形ならではですね」と語った。


シドニーで。優しい雰囲気が印象的

最後に、読者の皆さんが毎日の運気を確認できる方法を伺った。「毎日の掃除の後に、部屋を閉め切ってお香を1本たいてみてくだい。すーっと上に煙が上がれば、部屋の運気が上がっている証拠。下がっている場合は、その反対です。毎日の掃除でこの運気は変わってきますので、試してみてくださいね」。

今後はオーストラリアに加え、イギリスへの訪問も計画中とのこと。人々の力になりたいという思いに国境はなく、活躍の幅をさらに広げていくことになるだろう。

▶▶▶こちらでコラム「陰陽師・橋本京明の開運指南」を掲載中。

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