2015年6月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース


メルボルン日本人学校児童による南中ソーラン・ダンス

ジャパン・フェスティバルが開催

多数の来場者で今年も大盛況

メルボルンで毎年恒例の「JCVジャパン・フェスティバル」が5月17日、ボックス・ヒル・タウン・ホールで開催された。巨大な会場は多くの来場者で賑わった。

和太鼓演奏で始まったオープニング・セレモニーでは、在メルボルン日本国総領事館の羽田恵子総領事およびホワイトホース市議会のアンドリュー・マンロー市長らが開会の挨拶を述べ、今年で16回目を迎える同祭典の開幕を祝った。この日の最高気温は20度と天気にも恵まれ、艶やかな浴衣や着物姿の人が多く見られた。

会場では日本文化を紹介するイベントやパフォーマンス、日本関連商品などが販売。日本食の屋台エリアでは、お好み焼きやたこ焼きなど、お祭りの定番フードに長い行列ができた。タウン・ホール前広場では「和太鼓りんどう」のパフォーマンスや和太鼓のワークショップなど体験参加型のプログラムも人気を集めた。メイン・ステージではメルボルン日本人学校児童によるキッズ・ソーラン・ダンスのほか、居合道や合気道、県道な地元道場生徒による武道デモンストレーション、着物やコスプレのコンテストなどが行われ、参加者の目を楽しませていた。

実行委員長の永嶋実氏は「各界の方々のご協力により16回目となる今フェスティバルをつつがなく開催することができた。テーマとなっている“友”という言葉の通り、開催を通じて多くの来場者の方々が友達になってもらえていたら嬉しい」と話した。


邦楽コンサートを開催、メルボルン甚句を初披露

ヴィクトリア日本クラブ(JCV)は5月15日、邦楽コンサート「伝統の響きと舞」をメルボルン南東郊のマキノン・セカンダリー・カレッジで開催した。日本から訪れた熊本日豪協会文化使節団の7人をはじめ、和太鼓りんどうやメルボルンを中心に活動する邦楽奏者が競演する特別コンサートに、幅広い年齢の人が訪れた。

今年設立40周年を迎えた熊本日豪協会は、音楽を通じた文化交流やホームステイなどの人的交流を通し、長年草の根レベルの日豪交流を続けている。2013年に熊本市で行われた「オーストラリア・ウィーク2013」に和太鼓りんどうが出演したのがきっかけで交流が始まり、同コンサートが実現した。

オープニングは福島竹峰さんが英語で「メルボルン甚句」を披露し、会場は驚きと大きな拍手で迎えた。地唄舞「鐘ヶ岬」では、熊本日豪協会理事の藤川いずみさんの三味線と、琴奏者ブランドン・リーさんの演奏に合わせ、地唄舞踊家の吉村ゆみさんが、微妙な女心の変化を繊細な踊りで表現した。また、数少ない女性講談師の寿咲亜似さんは英語を交えた講談を披露。最後に全員で演奏した「和の輪音頭」でも、会場は日本の伝統芸能の音と舞を十分に堪能した。


吉川ゆみさんによる「鐘ヶ岬」の舞

熊本日豪協会使節団のメンバーの皆さんには観客から大きな拍手が送られた


バリスタ志望や子ども達にもコーヒーの魅力を伝える下山さん。スクールの詳細はwww.facebook.com/plus.nobuから

ラテ・アート世界選手権、
勝ち続ける日本人バリスタ

世界一のラテ・アートを決めるコーヒー・フェスト・ラテ・アート世界選手権が4月15日、東京で開催され、メルボルンのカフェ「SUPER RANDOM」の日本人バリスタ、下山修正さんが準優勝を果たした。

同大会は2002年に米シアトルで開催された米国で最も歴史あるラテ・アート大会で、東京での開催は2度目。下山さんは11年大会から出場し、多くの強豪が参加するシアトル大会では12年から2年連続で準優勝を獲得している。

大会における審査の基準は、Aesthetic Beauty(外観の美しさ)、Definition(明確さ)、Color Infusion(色の表現力)、Degree of Difficulty and Creativity(創造性と難易度)、Speed(速さ)で、これらを3分間の競技時間の中で競い、3人の審査員が5項目に従い勝敗を決定する。


決勝戦で作ったオリジナルのラテ・アート、きめ細やかなミルクの泡とエスプレッソのコントラストで描く

下山さんは「コーヒーの技術を究めたい」と9年勤めたドトールを退職、ワーキング・ホリデーの条件年齢、30歳直前にメルボルンに渡った。日々の修行で技術と味の確かさは目に見えて上達し、数々のラテ・アートの世界大会で毎回入賞する常連として一目置かれるようになった。今大会では予選から決勝までオリジナルのデザインで挑み、難易度の高い作品には自信のほどがうかがえる。

バリスタとして大切なのは「笑顔、気遣い、常に同じ味を表現する技術」だと語る下山さん。いつも同じ味をお客さまに提供することがバリスタの信頼につながるのだという。また、カフェでスクールを開き、後進の育成にも力を注いでいる。今後はカフェ・コンサルティング業にも力を入れ、日本にもメルボルンのコーヒー文化を紹介したいと、バリスタとしての新たなステージがさらに広がりそうだ。



東川さんの迫力ある書に多くの人が足を止めた

「Power of Art」
オープニング・セレモニーに100人

メルボルン在住の日本人アーティストを中心にした作品を展示する「Power of Art」が4月28日、メルボルン市内のギャラリーで行われオープニング・セレモニーに100人を超える人が参加した。墨アートの東川潤子さんがアーティストを代表して挨拶を行い感謝の意を述べるとともに、アーティストの紹介を行った。参加者は「作品すべてがとても繊細で美しい」「日本の伝統芸術の中に個性、アーティストらしさが溢れている」と作品を堪能した。

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