2013年までコリンウッドの 全盛が続くか !?

メルボルン/フッティー
優勝カップを掲げるコリンウッドのキャプテン、ニック・マックスウェル

熱く高く飛べ !! AFL

2013年までコリンウッドの 全盛が続くか !?

 2010年のAFLを締めくくるグランド・ファイナル(GF)は、史上3回目の引き分け、再試合となり、コリンウッド・マグパイズがセントキルダ・セインツを108対52で撃破した。 コリンウッドは、1990年以来20年ぶり15回目の優勝。通算優勝回数はエッセンドン、カールトンの各16回に次ぐ第3位の記録となった。 私イタさんが9月号に書いた独断予想がずばり当たった形となってしまったが、GF会場MCGのグラウンドで撮影しながら、実は昨年GFで涙をのんだセントキルダを密かに応援していた。 GFチケットは両軍ファン・クラブを中心に販売されるため、ファン比率がGF観客数の比率となって現れる。観客数ではコリンウッドが上回っていたが、メルボルン全体では圧倒的にセントキルダを応援する人が多かったと思う。コリンウッドは熱狂的なファンが多いことで有名だが、ファン以外には最も嫌われているチームとしても悪名が高い。コリンウッドの攻撃は、ジャンピング・キャッチ戦でほとんどボールを取得するなど、パスワークが的確な点や、ミッドフィルダーからフォワードへの展開が速い点で、セントキルダを上回った。守備は、早い時点でのタックルで相手を潰し、最後までボール奪取を諦めない粘り強さで圧倒した。 さて、来年2011年の展望だが、セントキルダは2年連続でGFを落とし、守勢は否めないだろう。ジローンは、看板ミッドフィルダーのゲリー・アブレットが新チームのゴールドコースト・サンズに去り、また、知将、マーク・トンプソン監督もリタイア。ここも地位低下は必至。リーグ4位のウエスタン・ブルドッグズもチーム内のごたごたでパッとしない。そうなると、“2011年のAFLはコリンウッドが独走”という予想が、既にAFL関係者やファンの中で高まっている。2013年まではコリンウッドの全盛時代が続きそうだという予想もある。 独走コリンウッドにチャレンジするチームがあるとすればどこか ? スーパースター、ゲリー・アブレットを有する新生ゴールドコースト・サンズは如何に活躍するのか ? 2011年のAFLの展開に注目している。


メルボルン/フッティー

文・写真=イタさん(板屋雅博)。
日豪プレスのコントラクト・フォトグラファー。
AFL、テニス、ゴルフ、F1、サッカー、競馬などメルボルンのプロ・スポーツをメインに取材、撮影。

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