豪州ビザ最新情報/11月16日以降の法改正

豪州ビザ最新情報

11月16日以降の法改正

今回は、今年11月16日から施行される法改正の内容を紹介します。

まず、489 Skilled Regional(Provisional)が廃止され、491 Skilled Regional(Provisional)visaが導入されます。491ビザは489ビザ同様、州・準州によるノミネーションまたは特定の地方・地域に定住する親族によるスポンサーによって申請が可能なポイント制の暫定ビザで、最低3年間、特定のビザ(820パートナー・ビザ、186ENS、132ビジネス・タレント・ビザ、189技術独立移住ビザ、190技術ノミネーション・ビザ、188事業・投資家ビザ、124/858タレント・ビザ)の申請を行えません。

次に、187 RSMSが廃止になり、494 Skilled Employer Sponsored Regional(Provisional)visa、191 Permanent Residence(Skilled Regional)visaが導入されます。現行の187 RSMSは457/482TSSビザからの移行申請、または直接申請から成る永住ビザですが、494ビザは雇用主スポンサー・ストリームと労働協定ストリームから成る暫定一時ビザで、同ビザを経て永住権に当たる191ビザの申請が可能になります。このビザも最低3年間、特定のビザ申請を行えません。なお、今年3月20日の時点で、482TSSビザの中長期ストリームを保持していたか申請中であった場合、また2017年4月18日の時点で457ビザを保持していたか申請中であった場合に限り、187RSMSの移行申請を可能とする特別措置が取られます。

また、ポイント制ビザとなる491、189、190、まだ審査されていない489申請者は、以下のポイントを加算できるようになります。

  • 地方・地域に定住し働くことを条件に州・準州からのノミネーションまたは地方・地域に定住する親族によるスポンサーを受ける:15ポイント
  • パートナーも同じ職種でスキル証明ができる:10ポイント
  • STEM(科学、テクノロジー、エンジニア、数学)分野での学歴がある:10ポイント
  • パートナーの英語力(IELTS各分野6)を証明できる:5ポイント
  • パートナーがいない単身のビザ申請である:10ポイント

ポイント制のビザはEOI申請後、招待を受けて初めて申請が可能になりますが、招待状の発行は、基本的にポイントの高い申請者から順に招待されます。法改正後、同じポイントを保持する申請者は以下の条件に沿ってランク付けされます。

  • 1位:パートナーも同じ職種でスキル証明ができる、またはパートナーがいない単身のビザ申請である
  • 2位:パートナーの英語力(IELTS各分野6)を証明できる
  • 3位:パートナーが英語力もスキルも証明できない

清水英樹(Hideki Shimizu)
QLD州弁護士、ビザ・移民法政府公認アドバイザー(MARN9900985)。「フェニックス法律事務所」筆頭弁護士所長の他、移民ビザ専門コンサルティング会社「GOオーストラリア・ビザ・コンサルタント」、各種不動産売買手続き専門法律事務所「Conveyancing Home QLD」を経営する。

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