ワーキング・ホリデー・メーカー で、調理師として働いています。

ビザ VISA
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Q: 私はワーキング・ホリデー・メーカーで、シドニーのレストランで調理師として働いています。日本では有名なレストランで7年間修行を積みました。シドニーにいる日本の外交官の方が私の腕を見込んで、総領事館で働かないかというお話しをくださいました。この場合、どのようなビザで働くことになるのでしょうか、お教えください。
(30歳男性=ワーキング・ホリデー)

A: 質問をされた方の申請するべきビザは、「Domestic Worker Visa (Subclass 426)」が適切と考えられます。オーストラリア国内の大使・総領事官宅で従業員としてフルタイムで働くためのビザで、申請資格は以下のようになっています。

 

スポンサーとなるための条件:
*ディプロマティック・ビザ(サブクラス995)保持者で、外交官または領事として公式にオーストラリアで信任されていること
*オーストラリア永住者でないこと
*オーストラリアの外務・貿易省(Department of Foreign Affairs and Trade(DFAT))から、使用人雇用の認可を受けていること
*使用人とのオーストラリアでの使用人としての雇用契約の同意があること
*使用人に提示された雇用条件(給与など)がオーストラリアの労働法規に見合っていること
*外務・貿易省(DFAT)に使用人のオーストラリア入国(最初)および出国(最終)の報告をすること

 

ビザ申請者となるための条件:
*使用人としてフルタイムで上記資格のある、外交官または領事宅で働く予定であること
*18歳以上であること
*サブクラス426移民局申請時に、オーストラリア国外にいること
*スポンサーによる、ビザ申請者との間にオーストラリアの労働法規に見合った雇用条件でフルタイムで使用人として雇用契約の同意を結んでいることの(移民局から指定されたフォームによる)宣誓供述書の移民局提出
*ビザ申請者(使用人)による、スポンサー(領事・外交官)との間にオーストラリアの労働法規に見合った雇用条件でフルタイムで使用人として雇用契約の同意を結んでいることの(移民局から指定されたフォームによる)宣誓供述書の移民局提出
*外務・貿易省(DFAT)からのサポート・レター
*移民局指定の医療機関で健康診断を受診し、結果を移民局へ提出すること
*(移民局から要請があった場合)無犯罪証明の提出

また上記については、移民局ビザ承認後も継続する義務があります。すなわち、ビザ申請者は、使用人として、ビザ・スポンサーの領事(または外交官)宅でビザの有効期間中フルタイムで従事することとなり、ほかの雇用者の下あるいは自営で就労することはできません。ほかのディプロマティック・ビザ(サブクラス995)保持者の、領事あるいは外交官の下で使用人として働くことになった場合は、外務・貿易省(DFAT)に改めて認可を受ける必要があります。


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山口 正人(やまぐち まさひと)
日本ブレーン・センター・オーストラリア

NSW大学オーストラリア経営大学院にてMBA(経営学修士号)を取得。投資銀行を経て、シドニーで日系のビザ・コンサルティング会社、(株)日本ブレーン・センター・オーストラリアを設立。著書に『オーストラリア・ビザ・ガイド』(アルク出版)など。 

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