来週からJobSeekerパンデミック上乗せ金減額

10月予算で年金は連邦政府が増額の考え

 現在、2週間ごとのJobSeeker給付金にパンデミック補助金$550が上乗せされているが、来週からこの上乗せ金が$250に減額される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2020年、5月予算は、コロナウイルス・パンデミックの経済的影響が判明するのを待って、10月6日に延期されていたが、JobSeeker給付額については予算以後に持ち越されることになった。また、$250の上乗せ金も2020年末をもって廃止される。

 これまでスコット・モリソン連邦首相は、「JobSeeker給付金がパンデミック以前の$40/日に戻ることはあり得ない」と語っていたが、アン・ラストン社会福祉担当相は、「10月予算の中ではJobSeeker給付金には手を着けない。パンデミックがいつ終わるのか、オーストラリアの状況がどうなるのかまだ何も分からない状態だ。従って、パンデミック後のオーストラリアの状況が見通せるようになってから決めることになる」と語っている。

 これに対して、国内福祉団体連合機関、Australian Council of Social Serviceのカサンドラ・ゴルディCEOが決定のタイミングを批判し、「国民はもっとはっきりした見通しを必要としている。国民が今日のことも明日のことももっと先のことも見通せなくて不安に駆られていることを政府は認識すべきだ。すべてに明確な答ができるわけではないが、政府自身が決められることはさっさと決めて、国民に対してどうするつもりなのかを明確に答える義務がある。また、給付についても恒久的な増額を伝えるべきだ」と語っている。

 JobSeeker給付額決定引き延ばしとは違って高齢者年金については連邦政府も10月予算で増額を明らかにしている。この年金は例年は3月20日と9月20日に、消費者物価指数に合わせて給付額の増減が決められるが、パンデミック下の経済では消費者物価指数に合わせると大きく減額になることから、9月20日には消費者物価指数とは切り離されている。

 ラストン大臣は、「高齢年金受給者はすでに2回の$750コロナウイルス・パンデミック特別給付金を受けており、今後さらに増額が予定されている」と語っている。

 リンダ・バーニー影の社会福祉スポークスウーマンは、「この発表はもっと早くに行うべきものだった。予算で検討するというような言い方では不足だ。明日にも年金額凍結があり得るのだからもっと早くに明らかにすべきだ」と批判している。
■ソース
Decision on JobSeeker rate to come after Budget, Federal Government says

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