NSW州、市中感染の感染源残り1件まで洗い出し

州首相「広がる油断にはショック療法が必要なのか」

 NSW州では10月8日9日と合計13人の市中感染が報告された。そのため、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「市民の間に広がる油断を醒まさせるためにはショック療法が必要なのかも知れない」と語っている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 同州では10月8日午後8時までの24時間に新たに10人がコロナウイルス陽性と判定されたが、そのうち5人が市中感染だった。

 10月9日朝、ベレジクリアン州首相は、「その5人がすべて既知のクラスターに関連している感染者だったということは不幸中の幸いというものだが、州民はもっと警戒心を持たなければいけない。このウイルスは非常に感染力が強く、簡単にアウトブレークしてしまうのだから、パンデミックの間は強い警戒心が必要だ」と語っている。

 さらに、「何日か市中感染ゼロが続くと市民はつい油断しがちになる。その気持ちは分かるが、警戒を怠らず、ウイルスの危険をしっかりと肝に銘じておかなければならない」と語っている。

 さらに4人の市中感染は、民間ヘルス・クリニック・クラスターの関連で、このクラスターでは7人が感染している。しかし、そのクラスターの最初の感染者の感染源は依然として謎のままになっている。

 ケリー・チャント州主席医務官は、「感染源を突き止めるため、接触追跡システムは、リバプール透析クラスターという以前のクラスターや民間医療クラスターなどとの関連を探るために作業を進めている。そのクラスターの2人は、病院に隣接した施設に勤めているヘルスケア・ワーカーだった。そういうことも調査の情報にしているが、これまでにも言ってきたように、この種の調査は徹底することが大事だ」と語っている。

 さらに、「この10月9日のケースには他にも1件あるが、すべての情報が、その感染がかなり以前のもので、シドニー都市圏南西部で比較的低水準でウイルスが市中に広がった時期に感染していたもので、リバプール病院クラスター発生時に関連しているものと判断している」と語っている。

 1日の検査件数も増えており、最近では週初めに比べて2倍近い12,868件にもなっている。
■ソース
Link still missing for one COVID-19 case as testing numbers rise

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