高齢者1人がファイザー・ワクチン接種後に死亡

オーストラリア、ノルウェーに詳細情報要求

 ノルウェーでファイザー/バイオンテック・ワクチン接種を受けた高齢者がその後に死亡する事故が起きており、オーストラリア政府はノルウェー政府に事故の詳細情報を求めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 多人数にワクチンを接種する場合には、接種後に基礎疾患その他の症状が出たり、死亡したりする事故は必ず起きる。コロナウイルス・ワクチンの第III相までの試験でもワクチン投与グループにも偽薬投与の対照グループにも病気になったり、死亡した者が出ている。

 1年以内の間にワクチンを開発し、100万人単位の人間への接種に成功した例は過去に一度もない。

 1月17日、ノルウェーの保健当局の発表で、同社のコロナウイルス・ワクチンを受けたごく少数の高齢者が副作用を体験し、死亡していたことが明らかにされた。ノルウェーの医薬管理局は現在死因を調査中だが、死者は30人ほどにもなると想定されている。

 連邦保健省のブレンダン・マーフィ事務次官は、「ファイザー・ワクチン接種後に望ましくない副作用を示し、不幸にもそのうちの何人かは死亡しているが、いずれも非常な高齢者で体もかなり弱っていた。ワクチンがどの程度死因に関わっていたのかについてはまだ調査中だ」と発表しており、いずれも高齢者介護施設の住人で80歳を超えている人達ばかりだと発表されている。

 また、事故後、ノルウェーの医師は、体の弱っている人や寿命末期に近い人々へのコロナウイルス接種は慎重に考えるよう通達を受けているが、それ以外はファイザー・ワクチンの接種をこれまで通り続けている。

 約4万人を対象にした臨床試験は数か月続けられたが、副作用は臨床試験対象になった人々についてしか明らかになっていなかった。しかし、認可を受けて何百万人という数で接種を進めるとそれまで見つかっていなかったごくまれな副作用が見つかることがある。

 認可を受けて一般社会を対象に接種が始まっても、副作用の発生については常時モニターしており、データが医療関係者に伝えられ、規制当局は、症状がワクチンの副作用を原因とするのか、あるいはたまたまワクチン投与と時期が一致しただけなのかを調査している。
■ソース
Is the Pfizer vaccine the culprit in the elderly deaths in Norway? It’s too soon to say

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