NSW州の医療従事者にコロナウイルス・ワクチン警報

VIC州のワクチン接種者血栓症発症受け

 VIC州でアストラゼネカ・ワクチンを受けた44歳の男性が数日後に血栓症を発症し、4月2日に入院した事故を受け、NSW州の医療従事者に向け、同ワクチン接種後に血栓症が現れる可能性があるため、よく観察するようにとの通達が出ている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 州保健局は、何百万人もの人を対象にする予防接種プログラムではごく少数ながらアナフィラキシー反応が出ることも考えられるため、アストラゼネカ・ワクチンでも非常に少数の有害反応が出ることを予想している。

 連邦の医薬品管理局(TGA)がメルボルン市東郊ボックス・ヒル病院に入院している男性の症状を観察しており、4月3日にも会合を開くことになっている。

 ヨーロッパではアストラゼネカ・ワクチンを受けた何百万人もの間で脳静脈洞血栓症患者が31人発生しており、ヨーロッパでは10か国ほどが同ワクチンの接種を中止していた。一方、イギリスでは血栓症患者がほとんど出ていないとして使用中止には至っていない。

 連邦のマイケル・キッド副主席医務官は、「接種後に血栓症を発症した患者が出たという報告を受け、重大視している」と語っている。

 ただし、男性の血栓症とワクチンの因果関係は確立していない。

 連邦保健省のブレンダン・マーフィ事務次官は、「私達もこの症状を深刻に考えている。積極的に動いており、政府は独立医療顧問グループの勧告に従って対策を採っている。Australian Technical Advisory Group on ImmunisationやTGAが変更を勧告すればそれに従うが、両機関ともまだそのような勧告を出していない」と語っている。

 キッド教授は、「アストラゼネカ・ワクチン接種を受けた後4日から20日の間にしつこい頭痛その他の気になる症状が続くような場合にはなるべく早めに医師の診断を受けるように」と語っている。

 通常、非常にまれだが深刻な有害反応としてはワクチン接種直後に起きるアナフィラキシーという急激な反応があり、これは直ちに措置しなければ命に関わる。そのため、接種後少なくとも15分間は接種実施施設に留まり、観察を受けるよう指示される。

 キッド教授は、「私達はワクチンのリスクについてはあらゆる可能性を排除しない」と語っている。
■ソース
NSW on alert for vaccine reactions after blood clot hospitalisation

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