「2件の血栓症死者はワクチンとの関係見つからず」

豪医薬品管理局(TGA)が見解発表

 4月29日、男性2人がアストラゼネカ・ワクチン接種後に血栓症で死亡したことが報道されたが、同日夕刻には豪医薬品管理局(TGA)が、「NSW州で発生した2人の血栓症死亡患者とアストラゼネカ・ワクチンとの関係を示す証拠が見当たらない」と発表している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 また、TGAは、「メディアも国民も安易に血栓症とアストラゼネカ・ワクチンを結びつけないよう」呼びかけている。

 TGAのジョン・スケリット教授は、「この2人の患者の症例についてはまだ調査中だが、同ワクチンが原因とされる血栓症の特徴を備えていない」と発表している。

 タムワース在住だったダレン・ミッセンさん(55)は、先週、ワクチン接種後8日目に血栓症で死亡しており、友人らは、「故人はフィットしていて健康だった」と書いている。

 また、シドニーの71歳の男性も、アストラゼネカ・ワクチン接種後数日して血栓症で亡くなっている。

 同ワクチンは、非常にまれだが重症になる「血小板減少症候群を伴う血栓症(TTS)」との因果関係が言われており、スケリット教授は、「TGAは、コロナウイルス・ワクチン接種後の有害事象について、腕の痛みから接種1週間後の心臓発作まで11,000件の報告を受け取っている。2人の死に至る症状は、アストラゼネカ・ワクチンとの因果関係を示していない」と語っている。

 さらに、「残念なことに我が国では毎週3,000人が亡くなっている。また、気の毒なことに毎日50人が重篤な血栓症を発病しており、発病直後から数日後までの間に3分の1程度が亡くなっている。ワクチンのリスクを無視することはできないが、リスクに比べればワクチンの恩恵ははるかに大きい。特に50歳以上の高齢者の場合にはさらに恩恵が大きくなる。将来国境閉鎖を解除したければ、また正常な日常生活に戻りたければ、他の対策と同様ワクチンも現在のパンデミックから脱出するための最善の手段になる」と語っている。

 TGAでは、「これまでにアストラゼネカ・ワクチンとの因果関係が疑われる血栓症は6件起きており、そのうち1人はなくなっているが、ワクチンと因果関係が疑われる血栓症症例の数は、国内でもっとも一般的な血栓症のバックグラウンド血栓症発生率よりも低いということも考えなければならない」と発表している。
■ソース
Evidence doesn’t link two NSW blood clot deaths to AstraZeneca shots: TGA

 Ryukyu Bijin Yuzu Sparkling 幌北学園 blancpa kidsphoto nichigowine 
    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る