QLD州コライド火力発電所の火災事故影響長引く

州の広い地域に停電、発電所は来週末までに回復

 QLD州中部ビロイーラのコライド火力発電所で起きた発電機1基の爆発火災事故で4基のタービンがすべて稼働を停止しているが復旧は来週後半になるとしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コライド火力発電所はグラッドストンの西方内陸にあり、5月25日午後2時前に火災が発生、周辺住民は爆発音も聞いている。この火災のため、QLD州の広範囲にわたって停電した。この事故ではタービン1基がかなりの破損をこうむっており、他の3基には被害はなかったが6月4日まで全発電機を停めて原因調査を進めている。

 3基のうち1基がまず6月4日に運転を開始し、他の2基も順次運転を開始する予定になっている。

 この事故で停電の被害を受けたのは470,000戸にのぼり、直ちにバックアップ・システムが運転を開始したが、州内には電力使用を抑えるよう呼びかけが出ている。

 同発電所を所有するCS Energy社のアンドルー・ビルズCEOは、「電力市場調整機関のAEMOにも6月4日から徐々に3基の運転を開始すると通告した。電力システムや発電所管理にこれ以上の損害が出ないよう様々な措置を進めている」と語っている。

 また、同社は、「被害を受けていない3基は6月4日から徐々に運転を開始するが、電力網に接続するのは6月8日頃になる」との声明を発表している。

 現場を視察したビルズCEOは、「発電機の火災原因についてはまだ調査を続けなければならない。事故前、社員が現場を離れた時には何の異常もなかったと証言しているが、火災爆発後、タービンやシャフトを納めている外被が割れており、タービンと発電機をつなぐシャフトが露出しており、タービンが破損していることが分かる。しかし、どの部分で火災が起きたのかは分からない。しかし、報道されたような大規模な火災はなかった。火災が起きたのはコライドC4タービンだけだ。このタービンが破損し、他の発電機が自動的に停止し、送電網の広い範囲で停電が起きた。当社としては原因究明を急いでおり、適切な対応で同じ事故が2度と起きないよう対処することを考えている」と語った。

 QLD州は電力の80%を石炭火力発電に頼っており、コライド火力発電所はQLD州第二の規模で、州内の電力需要の10%、1,540メガワットの発電能力を持つ。
■ソース
Queensland’s Callide Power Station likely to remain offline until late next week after mass power outage

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