連邦政府、シドニー南西部のGPを名指しで糾弾

無料ワクチンに$370の「診察料」請求

 シドニー都市圏南西部キャンプシー地区のGPクリニックが誰でも無料で受けられるコロナウイルス・ファイザー・ワクチンの接種に際して患者から診察料と称して$370を請求していたことが明らかになり、連邦政府がこのGPを厳しく糾弾している。

 7月29日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 キャンプシー地区はカンタベリー=バンクスタウン市に属し、現在、ロックダウン中の大シドニー地域の中でも住民の外出が厳しく制限されている8地方自治体の一つ。

 この日、グレッグ・ハント連邦保健相は、「ワクチン接種にあたってワクチンも診察料も無料で受けられるよう、国は100億ドルの予算を計上して進めてきた」と語っている。

 今回挙げられたキャンプシー地区のBlessed Health Care Clinicは、ファイザー・ワクチンは無料ながら、ワクチン接種を受けるためには診察料を払わなければならない仕組みになっていた。同クリニックは英語と中国語の看板を掲げ、初回接種の前に「ワクチン診察料」として、$250を請求し、2回目の接種は、「診察料は接種が日曜日の場合には$120」としていたと報道されている。

 ハント保健相は、「報道内容が事実ならとんでもないことだ。省に調査を命じており、事実と確定すれば同クリニックに対してはしかるべき措置を取る。ワクチンは無料であり、ワクチン接種の際の診察料はバルク・ビリングで患者から診察料を取ることはあり得ない」と語っている。

 AAPに証言した匿名の20代の女性は、「ファイザー・ワクチン接種を受けるのに何か月も待ちたくなかったので$250を払った」と語っている。

 また、マレーシア国籍の女性は、「ブリッジ・ビザでオーストラリアに滞在しており、メディケアを持っていない。テンポラリー・ビザの同僚も同じように$250を払って接種を受けた」と語っている。

 連邦保健省広報担当者は、「オーストラリア国内に居る者はすべて無料でワクチンを受けられる。メディケア・カードのない者やメディケア資格を持たない者は最寄りのCommonwealth Vaccination Clinicまたは州、準州のVaccination Siteで無料でワクチン接種を受けることができる。また、GPなどもメディケアのない者に接種をすることができるが一切料金を徴収してはならない」と語っている。

 GPが違反行為をしたと確定した場合、いくつかの措置があり、最悪の場合には違法行為として捜査を受けることになり、接種プログラム代理を停止される。
■ソース
Federal Government blasts Campsie GP clinic for charging for Pfizer COVID-19 vaccine ‘consultations’

 Happy Rich Harding legal 幌北学園 Japanaroo  kidsphoto
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