NSW州、新陽性者919人、死者2人を記録

ベレジクリアン州首相「陽性者数より接種者数」

 8月25日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、新たに919人がコロナウイルス陽性と判定され、2人が死亡したと伝えている。

 また、ケリー・チャント主席医務官は、「16歳から39歳の年齢層にワクチン接種することで感染連鎖を断ち切ることができる」と発言しているが、8月24日午後8時までの24時間に1,000人近い陽性者が発生したことは2020年3月のパンデミック宣言以来最悪の数字になった。

 一方、NSW州警察は、コロナウイルス公衆衛生命令に対する違反の罰金通告書を537件発行したと発表している。

 さらに、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「規制を緩和する上で新陽性者数よりもワクチン接種率の方が重要な数字になりつつある。新陽性者数が下がって欲しいとは思うが、前進していくためにはどれだけの人がワクチン接種を受け、たとえ感染しても入院しなくて済むようになることが大切だ」と語り、8月26日か27日に接種済みの人々を対象に規制を緩和する内容を発表すると繰り返した。

 コロナウイルス感染死者は、1人はすでに24日に発表された30代の女性、もう1人は80代の男性がホーンズビー病院で亡くなっており、この男性は基礎疾患があった。

 現在、NSW州では645人がコロナウイルス感染症で入院しており、113人がICUに収容されている。

 また、州中部海岸地域のバトウ・ベイ、トウクリーと南部海岸地域のメリンビュラで汚水からウイルスの断片が検出されており、地域にウイルスが潜伏している可能性があることから地域住民に対して症状が現れれば直ぐに検査を受けるよう呼びかけ、「陽性者多発地域で接種率を高めれば感染連鎖を断ち切ることができる」と語っている。

 さらに、「この24時間で12万5,000人にワクチンを接種した。コロナウイルスに勝つためには接種率を引き上げなければならない。誰でもできるだけ早く接種を受けてもらいたい」と語っている。

 シドニー都市圏西部のウェストミード病院は、先週には1日40人のコロナウイルス患者が入院しており、そのため、24時間の救急患者閉鎖措置を取っており、ベレジクリアン州首相も、「病院はどこもコロナウイルスの重圧に耐えている。西部地域で陽性者が多発しており、地域病院は厳しい状態にある」と語っている。

 また、チャント主席医務官も、「その地域で症状のない人は検査を受けに来るのを思いとどまって欲しい」と呼びかけている。

 919人のうち感染可能期間に自己隔離していたことが確定しているのは106人、感染可能期間中に外出して市中を移動していたことが確定しているのは55人、758人については現在も接触追跡調査を続けている。
■ソース
NSW records 919 new COVID-19 cases, two deaths as Gladys Berejiklian says vaccination rate is ‘the most important number’

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