州境閉鎖 「何の役にも立たず、害があるだけ」

観光業界が州境閉鎖に苦言

 QLD州のアナスタシア・パラシェ州首相は、「NSW州との州境閉鎖は9月まで続ける」と発表している。これに対して、観光業界グループが、「コロナウイルス新感染者が激減している時に1,500億ドル産業にダメージを与えることは正当化できない」と州境閉鎖解除を求めている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 パラシェイ州首相その他の政界リーダーに対して、観光業界は、「コロナウイルス抑制の努力にもかかわらず再び蔓延した場合には社会規制を再強化するが、そうでなければ2020年中期までには規制を緩和していくという全国閣僚会議合意事項を実行してもらいたい」と呼びかけている。

 連邦政府のサイモン・バーミンガム貿易観光担当大臣は、9月州境閉鎖解除を主張するパラシェイ州首相を批判しなかったが、現在のように感染者が激減する状況が続くようなら規制を緩和していくべきだとして、「もし、一つか二つの州が州境閉鎖を続けるなら、観光業界に説明しなければならず、また業界に対する支援をしなければならないだろう」と語っている。

 QLD州政府の規制緩和予定表では、州境閉鎖も7月に解除される見込みも述べられているが、5月18日にパラシェイ州首相が、「9月にずれ込む可能性の方が大きい。とはいえ、断言するつもりはない。早ければ5月末にもさらに発表することになるだろう」と語っている。

 オーストラリア観光産業協議会のサイモン・ウェスタウェイ会長は、「州、準州の政府が全国閣僚会議予定表の主旨に添い、州境閉鎖解除を今年中期以降に持ち越さないように」と要求している。

 さらに、「州境・準州境閉鎖の解除を散発的に行ったり、引き延ばしたりすることは閉鎖の目的達成にはならない。州、準州で社会的距離を保ってビールを飲んだり、食事をしたりすることが許容されるのなら、州境閉鎖解除の日取りを明確にすること許容されてしかるべきだ」と語っている。

 また、QLD州観光産業協議会のダニエル・グシュウィンド会長は、「業界はパラシェイ州首相の発言に驚いている。業界としてはこれまでの予定通り7月には州境閉鎖を解除してもらいたい」と語っている。
■ソース
‘Serves no purpose’: Tourism industry warns of damage with closed state borders

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