コロナウイルス・アップデート 7月24日

ルビー・プリンセス船客、クルーズ企業相手に集団訴訟

 VIC州を中心とするコロナウイルス蔓延第二波で、SA州やTAS州の州境開放が変則的になっている。

 また、感染者700人、死者20人を出したクルーズ船「ルビー・プリンセス」の船客がクルーズ企業などを相手取って集団訴訟を起こした。日本でも同じ企業の「ダイアモンド・プリンセス」で大量の感染者と死者を出しており、成り行きが注目される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 8月7日より、TAS州は州境を開放するが、当面はSA、WA両州とNTに限られ、感染者多数を出しているVIC、NSW両州だけでなく、QLD州も除外されている。

 SA、WA、NTの住人はGood To Go旅行登録システムを使ってTAS州に入域することができるが、州の空港または海港に到着した旅客は全員健康チェックを受けなければならず、症状がある場合にはやはり入域時に空港または海港でコロナウイルス検査を受けなければならない。健康チェックや検査を拒否した場合、14日間の隔離または次のフライトで送還される。

 SA州は、7月28日より、VIC州からの入域はすべて禁止され、SA州住民もVIC州から帰ってきた場合にはSA州内に帰宅できない。

 NSW州は24時間で36,169件のコロナウイルス検査を実施、新たに7人が陽性と判定されたが、6人まではウェザリル・パークのタイ・ロック・レストラン・クラスター関連だった。残り1人の感染源は発表されていない。

 ルビー・プリンセスの乗客ら800人が、英米企業のカーニバル社とプリンセス・クルーズ・ラインズ社と相手取って連邦裁判所に集団訴訟を起こした。3月のコロナウイルス大発生の際に、両社が船客に対して、「意図して誤解を招く欺罔の商行為があった」としている。

 同船は3月19日にシドニー港に着岸し、船客にコロナウイルス症状を示す者があったにもかかわらず検査なしで全員が下船帰宅を許された。
■ソース
Coronavirus Australia: More changes to border rules in South Australia and Tasmania as Victoria records 7 deaths, 300 infections

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