「精神障害児の最後の審判のたわごと」で謝罪

NSW州のキリスト教系学校長がニューズレターに

 NSW州北部海岸地域のキリスト教系私学の校長が生徒と保護者に宛てたニューズレターに、「精神障害のある女の子が最後の審判の日についてたわごとを言っているが、その日を知っているのは神だけだ」と書いて保護者らの批判を浴び、謝罪する結果になった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 コフス・ハーバー・クリスチャン・コミュニティ・スクールのロドニー・リン校長は、9月26日付のニューズレターで生徒と保護者に宛てて、グレタ・トゥンベリさん(16)の名前を挙げていないが、「スカンジナビア出身の少女」が「最後の審判の日についてたわごとを」言っているが、イエスは、その日、その時刻を知っているのは神だけだと語っている、と書いている。

 さらに、リン校長は、「彼女の言葉に耳を傾けるべきではない。彼女は自分でも情緒的、精神的な障害を抱えているから人間の運命については特別な洞察力を持っていると言っている。私の体験から言えば、終末論者はいずれも注目されたいだけだ。怖れることはない。人間の運命は神の手にゆだねられている」と述べている。

 しかし、リン校長の発言は地域の宗教指導者や保護者から批判を浴びており、グラフトン大聖堂の主任司祭、グレッグ・ジェンクス博士は、「リン校長の考えはキリスト教をおそろしくねじ曲げている。ニューズレターは子供よりも父母に宛てたものだろうが、その内容では、私達が地球に対して何の責任も持たなくていいと言うかのようだ。それは完全に聖書の言葉の乱用だし、非常にナイーブな考え方だ」と批判している。

 リン校長は、2004年にも「公立学校は将来の不道徳、不義、不法の温床だ」と書いたチラシを配布したため、後に謝罪したことがあると伝えられている。
■ソース
Greta Thunberg branded a ‘little girl’ with ‘mental problems’ in Coffs Harbour school newsletter

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