ケアンズの保育所所長、職員2人起訴される

幼児ミニバス車内死亡事件で故殺罪

 ケアンズの保育所、グッドスタート・アーリー・ラーニングのミニバス内で3歳の男児が死亡していた事件を捜査していたQLD州警察は、保育所のマネージャ1人と職員1人を故殺罪で逮捕、起訴したと発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月18日午後3時頃、ケアンズの住宅地、エドモントン地区で、同センターの外に停めてあったミニバスで男児が亡くなっているのをセンターのマネージャ、マイケル・グレン・ルイス(45)被疑者が発見し、直ちにトリプル・ゼロに通報している。ルイス被疑者は同ミニバスを運転していた。

 また、ディオンヌ・グリルズ職員も故殺罪で起訴され、保釈を許された。

 故殺罪は殺意がなく、行為の結果、人を死なせることで、日本では業務上過失致死が相当する。

 25日、ケアンズ簡裁で開かれた予審でメイナード・マーカム巡査部長は、ルイス・マネージャのトリプル・ゼロ通報録音の書き起こしを朗読、通報時にルイス・マネージャが過失を認める発言をしている。

 2人は、18日朝に亡くなった男児のピックアップを忘れたため、男児の母親から電話を受けて再度ピックアップに出かけている。ルイス被告人は4.5kmを運転し、午前9時15分に保育所に戻っている。ミニバス内には2人と男児しか乗っておらず、男児はマネージャから2列後の座席に座っていた。2人は、男児をミニバスに残したまま下車し、センターに戻り、ルイスはさらに他のセンターに出かけてミーティングしている。

 午後3時16分、ルイス被告人はハンブルドン小学校の前に停めてあったミニバスを開け、男児が亡くなっているのに気づいた。

 マーカム巡査部長は、「子供の登園下圓にあたってはコンピュータに記録しなければならないが、当日、男児は2人がピックアップして戻ってきた午前9時15分よりも1時間以上前に登園が記録されている。男児が保育所内にいないのにいることにされていた」と陳述している。

 マーカム巡査部長は、「二人は男児の存在をすっかり忘れ、降りるときにちらっと確かめることさえしていない。これは犯罪的な過失だ」と述べている。
■ソース
Cairns childcare manager’s call to triple-0 revealed in court after toddler found dead on minibus

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