SA、QLD両州が州境規制の緩和に向かう

NSW、VIC州民、ACT準州民への影響

 SA、QLD両州がVIC、NSW両州とACTに対する州境規制緩和を発表しており、9月23日付ABC放送(電子版)が規制対象の住民への影響を解説している。

 SA州のニコラ・スパリア主席医務官は、9月23日深夜から、また、QLD州のジャネット・ヤング主席医務官も同じように規制緩和を発表している。

 QLD州の州境閉鎖は、VIC、NSW両州とACTを対象にしており、25日までにACTで新陽性者が出なければACT住民は自由にQLD州に入ることができる。ただし、過去14日間にVIC、NSW両州に立ち寄ったことがないとの誓約書を書かなければならない。また、10月1日からは州境に沿ったNSW州のバイロン、バリーナ、リズモア、リッチモンド・バレー、グレン・イネスの各地方自治体の住民もQLD州に入ることができるようになる。

 ただし、過去14日間の間にコロナウイルス・ホットスポット指定地区に入ったことがあればこれまで通り14日間の自己隔離が義務づけられている。

 ACTは、過去14日間にVIC、一部のシドニー、QLD州地域に入ったことがあれば高齢者、矯正施設の面会や業務を禁じられ、ACT到着後14日間の自己隔離が義務づけられている。

 QLD州の州境規制緩和は、10月1日からNSW州北部の41郵便番号地区の住民がQLD州への州境パスを申請できるようになるというもので、QLD州州民もその41郵便番号地区に自由に行き来できるようになる。

 州境規制緩和後はNSW州からSA州には14日間の自己隔離が免除されるが、オンラインSA州入域許可証を申請しなければならない。

 VIC州民に対する他州・準州の入域禁止規制はまだ変化がなく、特別免除、必須業務従事者、州境部住民の3つの条件に該当しなければ他州・準州でVIC州民の入域を認めているところはない。一方、他州・準州からVIC州に入ることはできるが、そこから他州・準州に戻ったり、移動したりすることは規制されている。

 WA州は一切の入域を規制しており、他州・準州からWA州に入った後は14日間の自己隔離が義務づけられている。自己隔離を免除されているのは、連邦公務員その他連邦省庁に雇われて業務に従事する者、トラック運転手、救急隊、消防局その他の緊急業務従事者、連邦議員とその扶養家族となっている。ただし、交通・輸送業務従事者は過去5日以内にコロナウイルス検査陰性判定証明書を所持しなければならない。

 TAS州政府は、「10月末より、VIC州を除く国内全域の住民がTAS州に入域できるようにすることも検討しているが、州コロナウイルス問題統括者の勧告に基づいて決定する」としている。
■ソース
Australia’s state border restrictions are easing. Here are the rules for travelling to Queensland, ACT, NSW and beyond

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