飲食店は今こそ顔の見えるマーケティングでファン作りを

今日から売れる販促・集客のコツ

しみながら売繁盛!
楽笑マーケティング

「モノが売れない時代」における「売れる」ポイントはただ1つ、「過去の成功体験ほど疑わしいものはない」と気付けるココロです。本コラムは出版・広告業界に15年以上携わってきた著者が、販促・集客のための「気付き」を与え、あなたの“やわらかアタマ”を育てます。

飲食店は今こそ顔の見えるマーケティングでファン作りを

新型コロナウイルスの感染拡大によってさまざまな業種・職種が大打撃を受けています。かつてないほどの経済危機を痛切に実感している人も多いことかと思います。私の事業はもともとスモール・ビジネスの売上げ向上に貢献することが目的ですので、本コラムでも今危機に瀕しているビジネスに少しでも役に立てればと思います。そこで、今回は2020年4月5日現在、テイクアウェイでの営業しか許可されていない飲食店について少しばかり売上げ向上にヒントになりそうなアドバイスを紹介したいと思います。

◆焦ってUber Eatsに飛びつくな

飲食店の営業がテイクアウェイのみに制限された日から、多くの飲食店がUber Eatsなどの宅配サービスに参画しました。Uber Eatsなどが宅配手数料などのクーポンを配布したためです。ウチもいち早く宅配サービスに申し込まなければ! という焦りは分かりますが、これはテイクアウェイのみで営業する場合、長期的には損失につながる可能性があります。なぜならば、Uber Eatsの店側の手数料は国などによって違いがありますが、30~35%とかなり高いのです。さらに消費者も宅配手数料が取られ、宅配エリアも限定的です。

つまり、ちょっと足を延ばせばば、自分でピックアップでき、外出が制限的で買い物であれば外出できるという雰囲気の今の状況を考えれば、テイクアウェイ専門の店に利点はほとんどないのです。そして、配達された食事はソーシャル・ディスタンスのため手渡しではなく玄関前に置かれてしまうのです。こうした宅配サービスはもともと来店客、回転率が高く、予約キャンセルやフード・ロスにおける損失を減らすことだけに有効なサービスであることに気付く必要があります。

◆飲食店は街の顔ーお客様とのコミュニケーションの時間を作ろう!

飲食店は街の顔です。地元色が出れば出るほど、「あの店のあの料理が食べたい」となります。お店のスタッフは残念ながら、今は時間があるはずです。ならば、YouTubeライブやインスタLIVEを始めるなどして、刻一刻と変わる情報に神経が傾いている顧客に発信してみましょう。営業時間の変更や本日のオススメなど今、発信したいことはたくさんあるはずです。また、店頭でお客と会話する時間も普段よりもありますよね? 「一見さんよりリピーター」は飲食店マーケティングの基本です。今こそ、顧客と濃厚接触を避けながらコミュニケーションを取れる企画を考え、リピーターや常連客を増やすチャンスです。くじ引き大会、大盛り無料、時間指定ピックアップ……。お客様を楽しませるいろいろなことができると思うので企画してください。良いアイデアが浮かばなければ、僕もお手伝いします。本当に厳しい時期だと思うので、皆で知恵を絞りましょう!


森茂樹
●出版・映画会社のKADOKAWA入社後、雑誌記者・情報誌編集者として従事。その後、広告制作ディレクター、専門学校広報など出版・広告業界を渡り歩く(綱渡りだけど!)。現在は、格安ホームページ制作者、販促アドバイザー、翻訳家として活動中。
Web:www.mideax.com

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