シドニーで世界を旅しよう!
Vol.19 タイ(タイ王国)
タイってどんな国?

東はベトナムやカンボジア、西はミャンマー、南はマレーシア、北はラオスに隣接し、南北に縦長い地形を持つ。その国土面積は、日本のおよそ1.3倍に値する51万3,000平方キロメートルで、人口は6,800万人ほど。このうち570万人の人が、首都であるバンコクで生活をしている。
熱帯雨林地域に属すタイでは、年間の平均気温が25度を超え、降水量も1,000ミリ以上に及ぶ。季節は、乾季(11〜2月)、暑季(3〜5月)、雨季(6〜10月)の3つに分類できる。雨季が終わる10月ごろから乾季にかけては過ごしやすく、この時期にタイを訪れる人も多い。
王室を含め、人口の95パーセント以上は仏教徒が占める。仏教徒の男性は20歳を超えると出家をし、寺院で修行をすることが社会的に奨励される。出家するとタムクワン儀式と呼ばれるものをはじめとするさまざまなセレモニーが行われ、その後は一人前の僧として認められるが、還俗する時期も自由。そのため出家期間は人により異なる。
オーストラリアとタイの関係
観光産業国や農業国などといったイメージが強く抱かれがちなタイ。しかし、1980年代後半から90年代前半にかけては、直接投資の急増に伴って未曾有の高度成長を遂げている。
現在は、関税特典を生かし、ASEAN諸国の輸出拠点として存在感を増す。オーストラリアとは2005年1月1日に自由貿易協定(TAFTA)を成立させ、この発効時、タイからのすべての貿易品目の53パーセントの関税を即時撤廃した。豪州からの輸出アイテムも83パーセントの関税が撤廃、ともに20年までには全廃される予定だ。


パクチーや五香粉のアロマが優しく立ち上る肉厚ポークは、カリカリした食感が美味
サリーヒルズの路地裏にある人気のタイ・レストラン。店内のインテリアでひと際存在感を放つのは重厚な趣が印象的な巨大な木の長テーブルで、食事は大切な人たちとともに楽しむべきという店のスピリットを象徴している。シェフのビクター・チャンが生み出す料理の数々は、どれもとびきりフレッシュなハーブに彩られ、食材そのものの味が最大限に生かされる。ワンランク上のこだわりぬいたタイ料理の数々を、心ゆくまで堪能することができる当店。その美味しい香りと温かな木の温もりが心地良い。

エビやローストしたココナッツに、ミントとチリを効かせて

お洒落な店内
85 Commonwealth St., Surry Hills / Tel: (02)9280-2888
営業時間:ランチ金12PM〜、ディナー月〜金6PM〜、土日5:30PM〜
Email: info@longrain.com / Web: longrain.com


香り高いハーブを上品に使った料理はどれも絶品
カジュアルなキャンティーン(食堂)のスペース(1階)と、ハイエンドなダイニング・ルーム(2階)の2つの顔を持つ。1階は、ステンレスのテーブルを基調とした、スタイリッシュな作り。一方、2階には大きな窓やバルコニーが広がり、そこから望むことのできるサーキュラーキーの眺望が自慢だ。「ハンド・メイド」「スロー・スタイル」と、伝統的な調理法にこだわっているというだけあって、香り・味わい・盛り付けが三位一体となって織りなす丁寧な料理とその演出は、至福のひと時を約束してくれる。

柔らかな和牛ビーフはさっぱりとしたミントのサラダを添えて

1階のキャンティーン・エリア
106 George St., The Rocks / Tel: (02)9251-2466
営業時間:(キャンティーン)ランチ金12〜3PM、ディナー毎日5〜10PM、
(ダイニング・ルーム)ランチ金12〜3PM、ディナー火〜土6〜10PM
Web: www.sailorsthai.com
実際に旅をしてみよう!

★絶対行くべきマスト・スポット★
ワット・アルン



(左)チャオプラヤー川をはさんで対岸には、この光景を楽しむことができるバーやレストランが続々とオープンしている (右上)対のヤクシャ像が出迎えるエントランス (右下)おしゃれなルーフトップ・バーも充実、バンコクの新しい顔となっている
敬虔な仏教国であるタイには、数多くの美しい寺院が存在する。中でも、ワット・アルンは「暁の寺」とも呼ばれ、三島由紀夫の小説の舞台となったことでも有名。夕暮れ時、ライト・アップされて美しく浮かび上がった72メートルのパゴダが、チャオプラヤー川の水面に反射される姿は圧巻だ。
きらめくビル郡やチャオプラヤー川の夜景を一望することができるルーフトップ・バーも、バンコクに来たら一度は訪れたい。ラグジュアリーな雰囲気の「ヴァーティゴ」を始め、世界一の高さを誇る「スカイバー」などは一押しだ。
★一歩踏み込んだ隠れスポット★
タラートロッファイ・ラチャダー・ナイト・マーケット


(左)ここでしか買えないお気に入りを見つけよう(中央)ファッション小物も充実の品ぞろえ(右)レトロな雰囲気がどこか懐かしいく
バンコクでは最近、ヴィンテージ・アイテムや古着などが充実したナイト・マーケットがブームとなっている。「ロッファイ・ナイト・マーケット」は、2015年1月にオープンした新しいナイト・マーケット。レトロでアメリカンな雰囲気が特徴で、クラシック・カーを改造したお店やアンティーク雑貨、昔懐かしいおもちゃなどが並ぶ。ローカル・フードが味わえる屋台や、ストリート・ライブなどが楽しめるのも魅力で、見て回るだけでも十分楽しめる。地下鉄の駅から徒歩3分ほどでアクセスも良好。若者にも人気の、今旬の注目スポットだ。