みんなで囲む食卓 もんじゃ焼き

みんなで囲む食卓 もんじゃ焼き

「食卓」とは、ただ食事をする場所にとどまらず、日々の家庭の生活における家族のコミュニケ−ション、団らん、また、教育の場として大事な場所であるはずです。「5つのこ食」という言葉を耳にされたことはありますか?要約すると以下の表のようになります。

最近は、大人も子どもも皆忙しく、家族で落ち着いてゆっくりと食事をすること自体が難しくなってきているようです。例え、家族がそろっていても、それぞれが別々のおかずを食べていたり(さながらどこかのレストラン状態)、自分の部屋やテレビの前のソファ−で、1人で食事をする子どもたちなど、これでいいのかと考えさせられてしまいます。

家族がともに過ごし、心を通わせ合う時間は貴重なものです。日常の1コマ、ほんの小さな出来事であっても、子どもたちには大切な思い出として心に残っていくでしょう。家庭は、社会の一番基礎となる集団です。食卓に集まる家族との関係の中から、善悪の判断や価値基準、人として必要なル−ルを学んでいったり、また、お互いを思いやる心、コミュニケ−ション力を身に着けていく絶好の場であると思います。

さて、皆さんのご家庭では、卓上料理はよくされますか?うちは、家族がそろう週末はたいてい、鍋、鉄板焼、BBQです。用意が簡単で、野菜もたくさん食べられます。また拘束時間(?)が長いため、何かと話が盛り上がります。今回は、意外に家では作らない“もんじゃ焼き”をご紹介します。焼き方さえ習得すればいたって簡単。子どもたちもはりきって、お手伝いしてくれるのでは?

弧食 家族が不在で1人だけで食事をする →
栄養の偏り、コミュニケーションの欠如から今後の社会性・協調性の有無が心配
個食 家族が好き勝手、別々のものを食べる。 → 栄養の偏り、今後の協調性の有無が心配
固食 好きなものしか食べない。 → キレやすく、わがままを助長することも。また、小児肥満、子どもの生活習慣病が心配
小食 少ししか食べない。 → 発育に必要な栄養の不足。無気力の原因にも
粉食 パン、ピザ、パスタなど粉を使った主食を好んで食べる。 → 野菜やたんぱく質性の食品が不足
濃食 加工食品など、味の濃いものが好き。 → 塩分や糖分が多く味覚が鈍る。カロリー過多で肥満につながりやすい

もんじゃ焼き

材料 1cup=250ml 、1TBS=20ml、1tsp=5ml

◆生地◆
小麦粉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
コーンスタ−チ ・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5 TBS
ウスタ−ソ−ス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2TBS
だし ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・600ml
砂糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1TBS
塩、こしょう
◆具◆
キャベツ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200g
いか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20g
豚肉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3枚
天かす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
ねぎ小口切り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1本分

※ほかに、ベビ−スタ−・ラ−メン、おもちをスライスしたもの、チ−ズ、明太子、キムチなどを入れるとまた違った味が楽しめます

 

作り方
(1)まず、具材を用意しましょう
ボールに生地の材料をすべて入れ、だまがなくなるようによく混ぜ合わせます。約お玉3杯ぐらいの生地を丼に入れ、その中に粗めにきざんだキャベツと切いか、天かす、ねぎの小口切りなど好みの具を入れ、軽く混ぜ合わせます。キャベツは、ちょっと多めに入れた方が美味しいですよ。

 

(2)具材だけを先にホット・プレ−トで炒めます
温めたホット・プレート(約200℃)に薄く油をひき、豚肉を炒めます。そこに、丼からかき出した具材だけを軽く炒めます。

 

(3)土手を作って、中央に生地を流しこみます
炒めた具材でドーナツ状に土手を作ります。土手の中央に生地を流し込みます。生地がはみ出したら、ヘラで中央へ戻します。生地がぐつぐつ煮立ち、生地が半透明になってきたら、土手を崩し生地と具を混ぜ合わせます。この時、お好みでもちを小さく切ったものや、溶けるタイプのチ−ズを入れると美味しいです。

 

(4)焦げ目がついたらでき上がりです
もんじゃの生地を薄く鉄板に広げます。沸騰してくるまで待ちます。へらで押さえ付けながら、少しずつ食べます。もんじゃ焼きは焦げ気味が美味しいですよ。

※もんじゃは、お好み焼きのように固まりません。

才川須美(さいかわすみ)
プロフィル◎管理栄養士&食育インストラクター。日本では管理栄養士として栄養専門学校に勤務するかたわら、日本企業の栄養コンサルタントを行う。来豪後はその経験を生かしフード・コンサルタントとして企業の製品開発、オージー向けの料理指導、料理教室「Sumi’s Kitchen」をシドニーにて主宰。今年もスクール・ホリデーを利用して、子ども向け料理教室“Cooking & Sewing”(日本の家庭科をカバーするような内容)を行っている。大人対象のクラスは「精進料理」「テ−マ別集中クラス」『男の料理教室」を開講中。Web: www.sumiskitchen.com

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