春のゴールドコーストの海にご注目

Lifeguard Yutakaの今日も僕は海をみていた
Photo: Tourism QLD

Lifeguard Yutakaの

今日も僕は海をみていた

美しく平和そうに見えるビーチも、海のプロの目を通せばドラマがいっぱい。もっと海を知り、もっと海と仲良くなるためのコツを、現役ライフガードが優しく指南。

 

第7回 知る人ぞ知る春のゴールドコースト

夏を迎える前の美しいゴールドコーストの海では、釣りはもちろんのこと、この季節ならではのたくさんのレジャーがあります。

そのうちの1つに、ホエール・ウォッチング・ツアーがあります。

まだ水の冷たい時期だからこそ、水の透明度が高く海の色も鮮明です。また、南半球独自の冬型の気圧配置などにより、たくさんのクジラがゴールドコースト沖合いを横切ります。

夏のはるか沖合いでしぶきを上げているのを目撃する感動とはまた違い、今の季節は、クジラが間近に迫る姿を見ることができ、数多くのライフセーバーが沖合いでシー・カヤックを漕ぎながら遭遇したりします。自分も、何回もクジラが真横に浮上してきた瞬間に出くわした経験があります。大きな船から見るのとは違って、3〜4メートルほどのカヤックに乗りながら10メートルほどの鉄の塊のようなクジラと隣り合わせになるのは、とても怖いものです。

クジラだけではなく、サーファーが、イルカと一緒に同じ波に乗ってサーフィンを楽しんだ…というようなこともあります。

そんな夏目前の海ですが、水温も平均20度と、オーストラリア人にとってはもうすっかり海水浴を楽しむのに最適の温度。ただ、日本の方にはチョット冷たいですね。日本でいえば、3月下旬の小春日和に、ポカポカ陽気の中で泳ぐようなものです。

そういえば、この間はシーワールド水族館から逃げ出したと思われる子どものアザラシが、サーファーズ・パラダイスからバーレー・ヘッズまで10キロ以上にもわたり、気持ち良さそうに泳いでいました。

朝・晩まだちょっと冷え込む春のゴールドコーストですが、日中はまさに1年を通して一番過ごしやすい、ローカルたちも大好きな季節です。

この時期のゴールドコーストで、1度、海に入ってみてはいかがですか !? 寒いですが、気持ちイイですよ!


Lifeguard Yutakaの今日も僕は海をみていた

 

<プロフィ-ル>
朽木豊(くちき・ゆたか)

 

ゴールドコースト市のプロ・ライフガード。北はスピットから南はクーランガッタまで、海難救助に精を出す日々を送る。オーストラリアで採用された最初の日本人プロ・ライフガード。フェイスブック(Yutaka Kuchiki)も随時更新中。

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